婚活とSNSの現状
2019-07-03 14:00:39

結婚率向上のカギはコミュニケーションの改革にあり!

近年の調査によると、結婚を考える20歳から39歳の未婚男女の中で、なんと約22.5%(4.4人に1人)が過去に付き合った経験がないことが分かりました。この結果は、少子化が進む日本において、若者の婚活の実態を如実に表しています。調査を実施したのは、SEモバイル・アンド・オンライン株式会社が運営する婚活サービス『スマリッジ』。520人を対象に、恋愛における出会いやコミュニケーションの実態を探りました。

この結果は、結婚を意識しているにもかかわらず、交際の経験がない若者たちが増えていることを示唆しています。特に、SNSの普及により、恋愛をめぐるコミュニケーション様式が大きく変化しました。調査によると、片思いの相手と面と向かって会話することに抵抗を感じる人は40.8%に達しました。この数字は、会話の不安や、相手とのコミュニケーションに対する心理的障壁を表しています。特に、男性は43.1%と女性よりも少し高い抵抗感を感じていることがわかりました。

心理的な抵抗の理由としては、面と向かうと会話が進まなくなるのではないかと不安になることや、相手の反応を気にして言いたいことを伝えられないことが挙げられています。このような状況は、デジタルコミュニケーションが主流になることで、メッセージやSNSのやり取りが負担になっていることを示しています。また、恋人同士でのコミュニケーションにおいては、SNS利用率が71.2%と高い一方で、全く電話をしないというカップルも3.2%存在するそうです。

この調査結果から、SNSやデジタルツールが恋愛をもう一歩踏み込むのを難しくしていることが見えてきます。また、71.5%の人がSNSでのコミュニケーションにおいて意思疎通にズレを感じたことがあると答えており、実際の会話と異なる印象を抱いたり、相手の気持ちを読み取れなかったりすることが少なくないようです。

これらの傾向は、婚活や結婚生活でも適応が求められるなか、コミュニケーションの重要性を再認識させます。「結婚と恋愛はコミュニケーションが異なる」と考えた人は70.4%という結果からも明らかです。結婚後は対面での会話が増え、言いたくないことも議論しなければならないという意見が多くみられました。これらのデジタル時代において、対面コミュニケーションのスキルを高める必要があります。

調査の結果から、現代の若者たちの婚活や恋愛は、SNSをフルに活用しながらも、対面でのコミュニケーションがより一層重要になってきたということがうかがえます。将来的な結婚を見据えたコミュニケーション能力の向上が、今後の婚活には欠かせない要素と言えるでしょう。

【調査概要】
調査内容:男女の恋愛におけるコミュニケーションの実態把握
対象年齢:20歳~39歳の婚活中もしくは結婚を意識している未婚男女
調査地域:全国
調査方法:インターネットリサーチ
調査会社:株式会社マクロミル
調査時期:2019年6月12日~6月13日
調査人数:520人

『スマリッジ』は、オンラインアドバイザーを通じて低価格での婚活支援も行っています。婚活を始めやすい環境づくりを目指していますが、結婚したいと思う方々は、デジタルコミュニケーションだけでなく、リアルな関係構築にも目を向ける必要があるでしょう。

会社情報

会社名
SEモバイル・アンド・オンライン株式会社
住所
東京都新宿区舟町5SE舟町ビル
電話番号
03-5362-3790

関連リンク

サードペディア百科事典: 東京都 新宿区 婚活 SNS スマリッジ

Wiki3: 東京都 新宿区 婚活 SNS スマリッジ

トピックス(ライフスタイル)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。