女性リーダー育成
2022-03-08 11:00:15

京都女子大学が国際女性デーにエール!女性リーダー育成への取り組み

京都女子大学が国際女性デーに発信した強いメッセージ



京都女子大学は、3月5日(土)に開催された『HAPPY WOMAN FESTA KYOTO 2022』を通じて、国際女性デーに女性リーダーシップの重要性を訴えかけました。このイベントは、女性のエンパワーメントと社会の活性化を目的とした取り組みの一環として行われました。

広告メッセージの意味



大学が掲げた広告メッセージ「あなたは、リーダーになれる。」は、女性がリーダーシップを取ることの重要性をシンプルかつ力強く表現しています。日本の社会における女性の意思決定領域への参画は、他国と比べて遅れています。このメッセージは、女性が自らの力を信じ、前向きに社会に貢献することを促しています。

広告は、重要文化財である京都府庁旧本館の議場で撮影され、女性がリーダーとして発言する姿をビジュアルで伝えました。これにより、女性が社会での役割を積極的に果たす姿勢が強調されています。

学長からのメッセージ



竹安栄子学長は、意思決定の場への女性の参画が進まなければ、社会は変わらないと述べています。女子大学としての特性を活かし、本物のジェンダー教育を推進していくことが重要であると力説しています。女性が社会でリーダーとして活躍できるよう、その育成に取り組む姿勢が示されています。

HAPPY WOMAN FESTA KYOTO 2022の内容



『HAPPY WOMAN FESTA KYOTO 2022』には、さまざまな分野で活躍するゲストが参加し、トークセッションや学生のプレゼンテーションが行われました。特に印象的だったのは、学生たちが「ジェンダー平等を実現するためのアイデア」をテーマにしたプレゼンテーションです。各チームが提案したアイデアは、女性のリカレント教育や制服選択の自由、家庭内の男女格差解消に向けたプロジェクトなど多岐にわたり、参加者に強いインパクトを与えました。

学生プレゼンテーションの狙い



1. チームほうじ茶は、女性のためのリカレント教育の重要性を発表し、社会復帰を支援する施策を提案しました。
2. チームふぶきは、制服選択の自由を広げることを目指し、教育現場でのジェンダー平等の実現を訴えました。
3. チーム甘党は、家庭における男女の家事分担の平等を追求するプロジェクトを打ち出しました。

これらの発表は、ジェンダーに関する様々な視点を掘り下げ、参加者を刺激する内容でした。イベント全体を通じて、女性のリーダーシップの必要性と女性の才能を活かす社会の実現に向けた意義深い議論が展開されました。

京都女子大学の今後のビジョン



大学の第二次グランドビジョン(2020-2029)では、ジェンダー平等の実現やSDGsの達成に貢献できる女性を育成することを掲げています。このビジョンを基に、今後も活動を続けていくことが決まっています。学生たちが積極的に参加し、それぞれの専門性を活かしながら、社会の課題解決に向けての議論や活動を行っていく姿勢が期待されています。

『HAPPY WOMAN FESTA KYOTO 2022』は、女性たちが自身の可能性を再認識し、未来に向けて力強く進んでいくための第一歩となるイベントでした。これからも、京都女子大学の取り組みに注目していきたいです。

会社情報

会社名
学校法人京都女子学園
住所
京都府京都市東山区今熊野北日吉町35
電話番号

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