クレオテクノロジー
2020-04-06 10:10:01
新会社クレオテクノロジー設立!革新型植物工場でリーフレタス栽培へ
新会社クレオテクノロジー設立について
この度、埼玉県滑川町に新たな企業、株式会社クレオテクノロジーが設立されました。代表取締役社長の三宅泰正氏は、完全人工光と全自動化という先進的な技術を駆使した植物工場の開発に着手し、特に大型リーフレタスの栽培に向けた取り組みを進めています。この植物工場では、一株あたりの成長量を300g以上にすることが可能で、今後の流通戦略にも期待が寄せられます。
高コストを実現する栽培技術
新たに開発されたこの植物工場では、従来技術と比べて栽培コストをなんと4割も削減しました。これにより、安定した供給を実現し、消費者のニーズに応えることが出来るのです。また、気候に左右されることなく品質の高いリーフレタスを生産できる点も大きな魅力です。特に、天候不順によって困難を強いられている現状において、テクノロジーを活用した植物工場の需要が高まっています。
栽培の特長と未来の展望
クレオテクノロジーの植物工場では、初年度から日産50kgの栽培を可能にするクレオファームソロ(仮称)の提供を計画しており、さらには日産1トン以上を目指すクレオファームマルチ(仮称)の開発も進行中です。これにより、大規模な生産が現実のものとなります。
加えて、IOTセンサーを用いた遠隔監視サービスの導入を予定しており、各栽培状況を細かく管理できるシステムも整えることで、さらなる効率化を目指します。これらの努力は全て、農業分野における新たなソリューションの提供に帰結します。
代表のコメント
代表取締役社長の三宅氏は、「やっと需要家の期待に応えた、高品質・低コストの完全人工光植物工場を提供できる準備が整いました」と強調しました。自身の会社が手掛ける栽培方法の革新が、今後の農業の在り方に新たな風を吹き込むのか、業界の注目が集まっています。
事業計画と展望
初年度より複数の植物工場の竣工を見込んでおり、3年間で20億円の売上達成を計画しています。これにより、農業分野におけるビジネスモデルの確立を目指すとともに、持続可能な農業を実現するための技術革新を続けていきます。クレオテクノロジーの今後の活動には期待が寄せられ、関係者や消費者の注目が高まっています。
クレオテクノロジーとは
株式会社クレオテクノロジーは、既存の養液栽培会社である株式会社クレオの技術を背景に設立されました。植物工場「クレオファーム」の提供に加え、千葉大学や三菱ケミカルアグリドリームと集積して技術開発にも力を入れています。このようにして、持続可能な農業の実現を目指し、新しい栽培方法を社会に提供していくことが同社の使命と言えるでしょう。
会社情報
- 会社名
-
株式会社クレオテクノロジー
- 住所
- 埼玉県比企郡滑川町伊古564
- 電話番号
-
0493-57-2272