大丸松坂屋が届ける、給食支援の社会貢献フェア開催

今年の秋、大丸松坂屋百貨店が開催する「2025年秋のTABLE FOR TWO フェア」に注目が集まっています。このフェアは、開発途上国の子どもたちへの給食支援を目的としており、2023年10月8日（水）から11月18日（火）までの期間中に実施されます。

「TABLE FOR TWO」とは、世界的な肥満と飢餓という問題に同時に取り組むために、日本から始まった社会プロジェクトです。この事業では、ヘルシーメニューを提供する飲食店が集まり、売上の一部を開発途上国の学校給食に寄付する仕組みを採用しています。それによって、利用者は美味しい料理を楽しみながら、世界のどこかで支援が必要な子供たちに食事を提供することができるのです。

このフェアの特色は、特別に考案されたチャリティーヘルシーメニューの販売です。特定の店舗で提供されるこれらメニューは、通常よりも低カロリーで栄養バランスが取れており、注文することで自動的に20円が寄付に回ります。この金額は、開発途上国の小学校における給食1食分に相当します。

メニューの提供が行われるのは、大丸神戸店、札幌店、松坂屋名古屋店、上野店、静岡店、高槻店の各店舗です。それぞれの店舗では、和食から洋食まで多様なヘルシーメニューが用意されており、食事を楽しみながら寄付に参加することができる魅力的な取り組みです。

また、フェアの一環として、募金箱も設置されます。募金箱は大丸の心斎橋店、梅田店、京都店、神戸店、東京店、札幌店、下関店のほか、松坂屋の名古屋店や静岡店、博多大丸にも置かれています。訪れた際には、ぜひこちらにもご注目を。少しの寄付が、多くの子どもたちの笑顔を生む力になります。

さらに、特筆すべきは、TABLE FOR TWOの活動が評価され、大丸松坂屋百貨店が特定非営利活動法人「TABLE FOR TWO International」から2023年度に引き続き「ゴールドパートナー」として認定されたことです。これにより、2024年度の支援活動に対して感謝状も受領しています。

デジタル化が進む現代においても、こうした温かい支援の輪が広がっていくことは、私たち一人ひとりが世界の一部分としてどれほど重要な役割を果たせるかを示しています。ぜひ、この素晴らしい取り組みに参加して、食事を通じて他者を思いやる気持ちを育んでみてください。私たちの小さな行動が、大きな変化を生むかもしれません。