Nishika、GENIAC採択
2025-07-15 13:28:29

Nishika株式会社、国内生成AIプロジェクトGENIAC第3期に採択 - 新たな旅立ちを果たす

Nishika株式会社、生成AI開発プロジェクトに採択



東京都港区に本社を置くNishika株式会社が、経済産業省および国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の協力による国内生成AI開発力強化プロジェクト「GENIAC」の第3期に採択されました。この採択に伴い、同社は計算資源および研究費の支援を受けることとなり、それにより公共、医療、自治体といったセキュリティ要件が高い分野におけるローカルAIの活用を見据えた小規模言語モデル(SLM)の開発を本格的に進めていきます。

GENIACプロジェクトの目的



GENIAC(Generative AI Accelerator Challenge)は、国内の生成AI開発力を強化することを目的としており、経済産業省とNEDOが協力して推進しているプロジェクトです。採択された企業には大規模GPU計算資源の利用支援やデータの利活用に関する実証支援が行われ、これまで2024年の2月から第1期、10月から第2期の支援が実施されてきました。さらに、2025年の8月からは第3期の支援が開始される予定です。

Nishikaの提案したプロジェクト内容は、特にRAM 8 GB以下・GPU非搭載のCPU環境でも安定して稼働できる数Bパラメータ規模のSLMの開発です。また、様々な出力形式を80%以上の遵守率で生成できる機能を持つことを目指しています。これにより、日本語要約や構造化出力に特化した独自データセットの構築も行い、要約以外の文書生成にも応用できる形式制御技術を確立します。

SecureMemoツールの進化



開発されるモデルは、NishikaのオフラインAI議事録ツール「SecureMemo」シリーズに統合され、ユーザーが指定したフォーマットに基づく議事録や報告書を自動生成します。これにより、文書再編集にかかる手間を大幅に削減することができます。特にビジネスの現場では、会議での情報共有や記録が重要な役割を持つため、正確性と効率性が求められます。この技術の導入により、企業は議事録作成の負担を軽減しながら、貴重な情報を有効活用することが可能となります。

Nishikaのビジョンと今後の展望



Nishikaは「テクノロジーで全ての人が誇りを持てる社会を実現する」というビジョンを掲げています。特に、会議のデータ化を通じて企業の生産性を向上させる取り組みに注力しており、SecureMemoおよびSecureMemoCloudを利用した情報の構造化と活用を推進しているのです。

それに加え、大規模データセットを用いたAIの訓練や、音声AIと生成AIの統合を行うことで、音声情報の認識精度や議事録作成機能をさらに強化することを目指しています。このような技術的挑戦を経ることで、Nishikaはビジネスパーソンが直面する議事録作成の負担を軽減し、企業の新たな経営資産を創出することに貢献を目指しています。

今後もNishikaは、様々なビジネスシーンでテクノロジーが身近に感じられるようなサービスを提供し続け、法人企業の成長と効率化をサポートしていくことを約束します。

会社情報


  • - 会社名: Nishika 株式会社
  • - 代表者: CEO 山下達朗、CTO 松田裕之
  • - 所在地: 東京都港区芝4-4-5 三田KMビル5階
  • - 事業内容: AIプロダクト事業、AIコンサルティング・開発事業
  • - 認証: ISO/IEC 27001:2022 / プライバシーマーク

Nishika株式会社のさらなる発展と生成AI技術の進化に、今後も期待が寄せられています。


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会社情報

会社名
Nishika株式会社
住所
東京都港区芝4-4-5三田KMビル5階
電話番号

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