ブランコ、初年度無償でデータ消去ソリューションを提供開始

ブランコが新しいデータ消去ソリューションを無償提供

株式会社ブランコ・ジャパンは、データ消去に関するニーズの高まりを受けて、新たに企業や官公庁、教育機関向けにデータ消去レポート管理ソリューション「Blancco Management Console」を初年度無償で提供することを発表しました。このソリューションを利用するには、別途データ消去ソフトウェア「Blancco Drive Eraser」の導入が必要です。

データ消去の重要性

最近の企業環境では、情報漏洩のリスクが高まっています。特に、廃棄されるIT機器には多くの機密情報が含まれており、その適切な処理は必要不可欠です。この新しいソリューションにより、企業や官公庁は自組織内でデータ消去を実施し、外部への情報漏洩を未然に防ぐことができます。データ消去レポートは電子署名によって改ざんが防止され、監査性も確保されています。

幅広い対応と柔軟な提供方式

Blancco Management Consoleは、クラウドベースとオンプレミスの両方で提供されるため、組織のセキュリティポリシーに応じて使い分けることが可能です。これにより、クラウド利用が制限されている組織でも、安心してサービスを利用できる環境を整えています。

さらに、ハードディスクやSSD、サーバ、スマートフォンなど、多種多様なIT機器に対応しているため、幅広いニーズに応えることができます。これにより、物理的なメディア破壊作業の効率化が図られ、同時に監査性を高めることが可能です。

確かな実績

ブランコのデータ消去ソリューションは、既に多くの大手テクノロジー企業で導入され、例えば一晩で4,000台のサーバのデータ消去を完了した実績があります。また、同社のソリューションは米国国立標準技術研究所（NIST）SP 800-88にも準拠しており、品質と信頼性は保障されています。

グローバルな取り組み

ブランコは、過去22年間で100か国以上の市場において、1億台以上のIT資産のデータ消去を支援してきました。その成果として、グローバルなベストプラクティスやガイドラインに基づいたデータ消去のフレームワークの必要性を提唱しており、特にNIST SP 800-88のガイドラインに基づいたプロセス構築をお手伝いしています。

今後も、より安全で安心なデータ消去ソフトウェアの提供に努め、日本における適正なIT資産廃棄プロセスの構築与法令遵守の支援を続けていく予定です。