食品ロスと子ども支援
2021-04-01 00:00:07
食品ロス削減と子どもの貧困問題に取り組む新プロジェクトの始動
食品ロス削減と子ども貧困問題への挑戦
一般社団法人サスティナブルフードチェーン協議会(SFA)は、2021年4月1日に「夢の日」をテーマにしたプレスリリースを発表しました。このリリースでは、日本が抱える深刻な食品ロスと子どもの貧困問題に取り組む新プロジェクトについて紹介されています。
日本では、食品ロスが毎年約600万トン以上にのぼり、これは先進国の中でも大きな問題です。また、子どもたちの7人に1人が貧困状態にあり、この状況を改善するための緊急な行動が求められています。食品ロスの削減は、環境問題や将来の食料危機といった課題とも密接に関わっており、解決のためにはさまざまな協力が不可欠です。
新たな取り組み「こどもスマイリング・プロジェクト」
SFAは食品ロス削減に加えて、食に困る子どもたちの支援を目的とした「こどもスマイリング・プロジェクト」を新たに開始しました。このプロジェクトでは、エシカル消費を学ぶ体験型学習を通じて、企業と子ども食堂のネットワークを構築し、必要な食事を届ける仕組みづくりを目指します。
プロジェクトの一環として、食品業界の社員が教育者となり、楽しいプログラムを通じて子どもたちに食品ロスの問題や食の大切さを伝えます。過去の取り組みでは、子どもたちが実際に体験しながら学ぶことで、食品ロスへの理解を深め、社会課題を意識する機会を提供してきました。初めての試みとは言え、子どもたちの反応は非常にポジティブで、参加者同士が情報を共有し合う姿も見られました。
オンラインコミュニティ「Honeybees’ Community」の設立
また、SFAは「Honeybees’ Community」というオンラインプラットフォームを設立し、食やサステナビリティに関する活動をしている団体や個人をつなげる環境を整えています。このサイトは、学生団体や地域団体の活動を紹介し、情報交換やコミュニティづくりを促進することを目的としています。さらに、マシンガンズの滝沢さんを広報大使に迎えて、食品ロス削減に関する情報発信を行っています。
持続可能な未来を目指して
SFAは、食品産業の皆様と協力しながら、食品ロス削減を自分ごととして捉え、みんなが参加できるような環境作りを目指しています。食べ物を捨てることなく、子どもたちを支える取り組みをすることで、両方の課題を同時に解決することを目指します。
これからも多様な活動を通じて、持続可能な未来に向けて貢献していく所存です。食品産業の皆様のご参加を心よりお待ちしています。詳しくは、一般社団法人サスティナブルフードチェーン協議会の公式サイトをご覧ください。
会社情報
- 会社名
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一般社団法人サステイナブルフードチェーン協議会
- 住所
- 東京都千代田区神田神保町3-8専修大学商学部渡辺達朗研究室
- 電話番号
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