株式会社FCCテクノ、2年連続で「健康経営優良法人」に認定
株式会社FCCテクノは、近年の健康経営に関する積極的な取り組みが評価され、2025年度の「健康経営優良法人」に2年連続で認定されました。これは、同社が掲げる「職員の包摂的ウェル・ビーイング実現」がもたらした成果の一つです。
健康経営を推進する背景
同社は、2021年に事業承継を実施して以来、特に若手優秀人材の確保や定年延長に伴うシニア人材の持続的な勤務をサポートするべく健康経営を強化しています。この方針のもと、各種健康に関する施策が進められ、職員の健康意識向上が目的とされています。
具体的には、定期的な健康診断やストレスチェックの受診率を100%にすることを目標に掲げています。このような施策を通じて、健康診断、再検査、ストレスチェックの三つの100%達成を目指しました。結果として、実績が出ることで職員の健康意識は高まり、健康管理がデータに基づいて行われるようになりました。
具体的な取り組み
FCCテクノは、医療機関や健康保険組合から得たノウハウを活かして、職員向けの具体的な施策を推進しています。例えば、ウェラブルデバイスの導入を検討することで、個々の健康状態の把握が可能になりました。また、パーソナルトレーナーを招き、社内で健康&エクササイズの講座を開くことで、職員の運動習慣の見直しを図っています。
さらに、健康データに基づいた管理も行われており、適正体重の維持や血圧、血糖値に関するリスク要因を把握する取り組みも進めています。これらの努力は、全ての職員がウェル・ビーイングを実感できる環境の実現へと繋がっています。
健康経営の重要性
経営者である西村秀星氏は、健康経営が職員の自立した姿勢や多様な生き方を促進すると述べています。多様化する働き方が企業の価値向上に寄与することが多い中、健康を重視することで企業全体の活性化に繋がるという哲学を持っています。健康であることは、単に企業の利益を生むものではなく、健康であろうとする姿勢が新たな価値創造に繋がるのです。
今後もFCCテクノは、健康経営の推進に力を入れ、さらなる社会的責任を果たす企業として成長していくことを目指しています。関連医療法人との連携を強め、福岡・九州地域におけるクライアントの健康経営の推進に役立つサービスを提供していく予定です。
会社概要
株式会社FCCテクノは1962年に福岡で設立されたITベンチャー企業で、創業以来約60年の歴史があります。現在は、オープン系・ウェブ系での開発やDXコンサルティングなど、さまざまな分野でサービスを展開しています。これからも、健康経営を通じて、企業価値向上に寄与する取り組みを続けていくことで、地域における健康社会の実現を目指しています。