kikitori新プロジェクト
2025-07-04 18:06:23

愛媛県の農業DXを推進するkikitoriの新プロジェクト

愛媛県の農業が変わる!kikitoriの新たな挑戦



最近、株式会社kikitoriが愛媛県の推進するプロジェクト「トライアングルエヒメ2.0」に採択され、農業のデジタルトランスフォーメーション(DX)を通じて、農業のバリューチェーンを刷新する取り組みを開始しました。このプロジェクトは、生産者の手取り向上を目的としており、JAグループと連携しながら進められます。

プロジェクトの目的と背景



愛媛県は、多くのオリーブや柑橘類の生産地として知られていますが、高齢化や自然災害による生産高の減少といった課題に直面しています。また、生産者と販売・流通の現場での情報の非効率なやり取りも問題視されています。そこでkikitoriは、デジタル技術を活用し、これらの課題を包括的に解決することを目指しています。

プロジェクトの概要



「トライアングルエヒメ2.0」の実施期間は令和7年7月2日から令和8年3月31日まで。主な目的は、デジタル技術を県内産業に実装し、人材育成を図ることにより、地域産業の競争力を高めることです。具体的には、出荷予定や分荷情報をリアルタイムで共有することで、販売先や運送会社との最適なコラボレーションを実現化する予定です。

kikitoriの取り組み



  • - 現場に根差したDX
高齢の生産者でも使いやすいユーザー体験(UX)を提供し、生産から販売に至るまでの一連の課題を効率よく解決します。これにより、誰もが簡単にデジタル技術を活用できる環境を整えます。

  • - データ連携による最適化
出荷情報をリアルタイムで共有することで、計画的な販売戦略を構築します。これにより、農産物の流通がスムーズになり、販売先との取引がより戦略的になります。

  • - 県域全体へのモデル展開
最初は2つのJAでの成功モデルを作り、そこから全11JAへの展開を進めます。

  • - 全国展開の展望
愛媛県内で得た知見をモデルとして、他の地域の産地やJAにも展開を促進する計画です。

期待される成果と今後の展望



kikitoriの取り組みを通じて、生産から販売、流通に至るまでの最適化が期待されます。これにより、愛媛の農産物の販売高が増加し、生産者の手取り向上にも繋がるでしょう。また、全国のJAでの導入実績をもとに、自社の青果物流通特化型SaaS『nimaru』を中心に、農業DXインフラを構築し、一次産業の持続可能な成長を図ることが目指されています。

おわりに



デジタル技術の導入は、農業の未来に大きな影響を与える可能性があります。kikitoriの新プロジェクトが成功すれば、愛媛県の農業は新たな時代に突入するでしょう。生産者、消費者、流通の三者が利点を享受し、地域全体が活性化することを期待しています。


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会社情報

会社名
株式会社kikitori
住所
東京都港区虎ノ門二丁目2番1号
電話番号
03-6277-7833

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