ボタンボウフウの新機能
2024-09-12 10:05:53

喜界島産ボタンボウフウが新たに内臓脂肪低減作用を確認し販売へ

喜界島産ボタンボウフウに新たな機能確認



機能性食品を手がけるビーエイチエヌ株式会社が、喜界島産のボタンボウフウ(長命草)に新しい健康機能を確認しました。それは「内臓脂肪低減作用」。同社は、この機能性表示に基づいて今後の販売戦略を強化することを発表しました。

ビーエイチエヌが取り扱うBHNボタンボウフウ粉末は、奄美群島に位置する喜界島で生産されています。喜界島は特有の隆起サンゴから形成されており、その土壌はミネラルに恵まれているため、ボタンボウフウは他の地域のものよりもクロロゲン酸を多く含んでいます。これまでの研究で、喜界島産のボタンボウフウは食後の血糖値上昇を抑える効果があるとされてきましたが、内臓脂肪に関連する研究は未だ行われていませんでした。

今回、健康な男女を対象にしたプラセボ対照のランダム化二重盲検試験が実施され、ボタンボウフウ粉末の12週間の継続摂取が内臓脂肪面積、腹囲、ヒップ周囲径を減少させる効果があることが明らかになりました。さらに、摂取に関連する有害事象や臨床検査値の異常変動は確認されず、安全性も確認されています。

特に、矢野経済研究所の調査によれば、消費者が最も関心を寄せている機能性表示食品の機能は「おなかの脂肪や体重の減少」であり、年代を問わずその関心が高いと報告されています。特にコロナ禍以降に体重の増加が懸念される中で、基礎代謝が低下し、生活習慣病が気になる40~50代の需要が高まっています。

日本国内では、食生活の欧米化、運動不足により肥満が増加しています。肥満は、糖尿病や高血圧、心血管疾患のリスクを高めることが知られており、健康を維持するためには内臓脂肪蓄積の予防が重要な課題となります。

ビーエイチエヌでは、今回得られた結果を基に関連論文を投稿し、喜界島産ボタンボウフウの新しい機能として内臓脂肪低減機能、腹囲低減機能、ヒップ周囲径低減機能を明確に表示する申請を進めます。企業は、ボタンボウフウを通じて人々の健康社会に寄与することを目指しています。

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ビーエイチエヌ株式会社は1999年に設立され、東京都千代田区に本社を置いています。機能性食品や栄養補助食品、化粧品などの開発・製造・販売を行っています。詳細については、公式サイトをご覧ください。


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