最後のZ世代白書『新・安定主義』が公開されました
2025年7月15日、若者マーケティングの専門企業「虹と満月と株式会社」が、The Third Strategy株式会社との連携で、Z世代の行動原理を解明した最新の研究レポート『新・安定主義』を公表しました。このレポートは、Canva Japanの協賛のもと、株式会社TORIHADAや株式会社アイ・エヌ・ジーとの協力によって制作され、Z世代に特化した内容が展開されています。
Z世代とは?
Z世代(1995年〜2010年代生まれ)は、もはやただの若者に留まらず、社会の意思決定や市場の動きに大きな影響を与える存在になりつつあります。本レポートでは、彼らが抱える生活や未来に対する違和感を定量・定性的に分析し、より深い理解を得ることを目指しています。
新安定主義とは何か?
本レポートが提唱する「新安定主義」は、Z世代が求める安定の新しい形を示しています。一部のZ世代は、「ホワイト企業は安定だけど、その安定を得るコストが高すぎる」と語り、安定に対してもコストパフォーマンスを重視する傾向が浮き彫りになりました。具体的な特徴としては、以下の3つが挙げられます。
- - メタ視点:単純な答えを求めず、複雑な観察を通じて思考を深める。
- - PlanB思考:どんな状況でも柔軟に対応できるよう選択肢を常に準備すること。
- - 先読み行動:将来の結果を予測しながら、より最適な判断を下す。
コト投資の重要性
本レポートのもう一つの大きな発見は、Z世代が「コト消費」よりも「コト投資」を重視するという点です。彼らにとって重要なのは、「後悔しないか」という消費基準であり、将来に役立つ経験にお金を使うことが望ましいと考えています。彼らは「モノよりもコト」に価値を置き、経験を買うことを好む傾向にあります。
この新しい価値観が、安定につながることに注目が集まっています。具体的には、今後の自分を育てるための「コト投資」が、未来への備えとなり、安定感をもたらすのです。
新たな基準「プレパ」
「コスパ」や「タイパ」といった言葉が重要視される中、本書では新たに「プレパ」(Preparation-performance)という概念を提唱しています。プレパとは、準備の質と量を効率良く積み上げることが価値となる考え方で、以下の行動傾向が見られます。
- - 情報を単に収集するのではなく、多様な視点を観察してストックする。
- - 今すぐの楽しみではなく、将来のための経験やスキルに投資する。
- - 物や出来事より、選択肢を増やすための消費を重視する。
Z世代にとっての「安定」は、単なる停滞ではなく、自由に選択できる状態を保つことなのです。
Canvaでの新しい体験
レポート全体は、Canvaを使って制作されており、現代の学生が多く使うツールを駆使しているため、視覚的に楽しめる内容となっています。PDF版も用意されており、オンラインで手軽に閲覧することができます。
お問い合わせ
このレポートに関する問い合わせは、The Third Strategy株式会社まで。詳しい情報やダウンロードリンクも公式サイトからご確認いただけます。
最後のZ世代白書『新・安定主義』を通じて、Z世代という存在がいかに社会に響いているのかを深く理解する機会となることを期待しています。