使用されなくなったテントを新しい形へ
キャンプが爆発的に普及したコロナ禍。その影響で、多くの人々がテントやその他のキャンプギアを購入しました。しかし、キャンプブームの終息とともに、これらのアイテムが使用されることなく廃棄される運命にあるものも増えてきています。そんな状況に対処すべく、佐賀県佐賀市に所在するハロアウトドアを運営するmendは、新たなプロジェクトを立ち上げました。これは、使われなくなったテントを「アップサイクル」し、新たなキャンプギアとして生まれ変わらせる『MOTOTENT(モトテント)プロジェクト』です。
キャンプ用品の膨大な量
コロナの影響により、キャンプを楽しむ人々の数が急増しました。その結果、各地でキャンプ景気が盛り上がり、多くのテントやキャンプ用品が市場に流通しました。しかし、熱が冷めるとともに、これらのアイテムの多くが未使用のまま放置される状況が生まれています。リサイクルショップには、売られることのないテントが溢れているのが現実です。こうした状況をうまく活用し、社会に貢献する方法はないものかと考える中で、mendは『MOTOTENTプロジェクト』を発表しました。
MOTOTENTプロジェクトの概要
このプロジェクトでは、捨てられがちなテントを新しいアイテムへと変身させます。その第一弾として、ストーブの底面を保護するためのストーブシートが制作されます。これは、2024年11月初旬から予約開始となったため、キャンプを愛する人々にとって注目のアイテムになることでしょう。
商品スペック
- - 注文予約開始: 2024年11月初旬
- - 価格: 約4,000円〜5,000円(サイズによって変動)
- - サイズ: 30cm×60cmから希望のサイズでオーダー可能(5cm単位で展開)
- - 形状・色: 形状は2種類、色は2色から自由に選べます。
「ありがとうテント」「さようならテント」の合言葉の元、廃棄される運命にあったテントが生まれ変わる機会を提供するこのプロジェクト。今後はアイテムのバリエーションを増やし、様々なキャンプギアとして展開していく予定です。
ハロアウトドアとは?
ハロアウトドアは、佐賀県佐賀市に位置する専門店で、テントやギアの情報発信を行っている企業です。道具への愛情と、持続可能な未来に向けた取り組みが特徴です。
代表の西澤康一氏は「使われなくなったテントがどのように役立つか、想像するのが楽しみ」と語っています。このプロジェクトを通じて、より多くのキャンパーに新たな選択肢を提供し、持続可能なライフスタイルを推進していくことを目指しています。
ぜひ、公式ウェブサイトを訪れて、プロジェクトの詳細をチェックしてみてください。
公式ページはこちら