佐賀県大町町が新たな特産品とワイン貯蔵庫プロジェクト
佐賀県大町町は、いま全国へその食文化を広めるべく新たな取り組みを始めました。株式会社アイモバイルが運営するふるさと納税サイト「ふるなび」を通じて、2つのクラウドファンディングプロジェクトをスタートさせ、地域の特産品を存続・発展させることを目指しています。これにより、かつての炭鉱の町が誇る美味しさを多くの人々に届けたいと考えています。
プロジェクト①:たろめんを全国へ
大町町はかつて、炭鉱産業によって栄えた歴史を持ちますが、その後の閉山に伴い人口が減少し、今では約6,000人が住む小さな町となっています。特産品が乏しい中、大町町の有志たちは「たろめん」と呼ばれる伝統料理を復活させました。たろめんは、うどん麺に豚肉やキャベツなどの具材を乗せ、ショウガのきいた牛骨のスープで煮込む、非常に香り高い一品です。しかし、現在は大町町以外では味わえないため、より多くの人々にこの味を届けたいという願いがあります。
そのため、プロジェクトは作りたてのたろめんを急速冷凍する技術を導入し、全国配送を可能にすることを目指しています。ただの冷凍ではなく、料理の鮮度と風味を損なうことなく届けられる技術が必要です。寄附金は、急速冷凍機の導入に充てられる予定で、多くの人々に大町町の特産たろめんを味わってもらうことを狙っています。
プロジェクト②:ワイン貯蔵庫に変身
続いて、もう一つのプロジェクトは、地域の「負の遺産」とも言える炭鉱の坑道を生まれ変わらせる計画です。この坑道をワインの熟成に最適な貯蔵庫に改造し、2026年には自社ワイナリーが完成する予定です。地元産のぶどうを用いたワイン製造・瓶詰・貯蔵・熟成までを町内で行う、地域の特色を活かした新たな産業に挑戦します。
これは単なる坑道の補修だけでは終わらず、安全性や設備投資が必要不可欠で、次世代に価値のある資産として残すための大きな挑戦です。地域の発展を目指し、未来へと進むためには、皆様の力が必要です。
大町町について
大町町は、佐賀県の北部に位置し、ゆるやかな南向きの山腹と広大な平坦地で構成されています。面積は佐賀県で最も小さいが、その中には「佐賀牛」や甘いみかん、いちごなどの魅力的な特産品が揃っています。また、ふるさと納税の返礼品も人気で、ふるさと納税を通じて地域の特色を全国に発信しています。
ふるさと納税サイト「ふるなび」
アイモバイルが展開する「ふるなび」は、地域活性化に貢献すべく、全国の市町村へ寄附金を募っています。寄附額に応じて様々なリターンが用意されており、さらに最新のサービスも続々と登場しています。無期限のポイント型返礼品「ふるなびトラベル」など、地域の魅力を楽しむ方法が拡大中です。
これらのプロジェクトは、地域の歴史を尊重しながら未来を築くための大きな一歩になります。どうぞ、佐賀県大町町を応援し、その魅力を体験してみてください。