2025年4月1日、鴻池運輸株式会社は大阪本社にて入社式を盛大に執り行い、新たに採用された47名の総合職社員が出席しました。この日、代表取締役会長兼社長の鴻池忠彦氏が新入社員たちに向けて重要な訓示を行い、彼らの新しい旅の始まりを祝いました。
安全の土壌が幸福を育む
訓示の冒頭で、鴻池社長は会社の目的について話しました。彼は「従業員とその家族の幸せを追求することが当社の目標であり、KONOIKEグループが持つ『鴻池の幸せの木』には多くの『幸せの果実』が実を結ぶ」と強調しました。社長は、「安全がなければ、真の幸せは実現しない」という理念を浸透させ、安全の重要性をしっかりと認識し、業務にあたるよう新入社員に期待を寄せました。
お客さまと共に歩む原点
続いて、鴻池社長は「当社の原点は現場にあります」と述べました。顧客の期待に応えるという強い意志が、KONOIKEブランドの基盤を支えるものであり、そのことが永続的成長の源であることを再認識させます。新入社員たちには、現場の声を大切にし、顧客満足を常に意識する姿勢が求められています。
2030年ビジョンの共有
さらに、社長はKONOIKEグループが掲げるビジョンについて言及しました。「技術で、人が、高みに挑む」という2030年ビジョンを通じて、新しい価値の創造を目指します。現場で磨かれた技術と最新のテクノロジーを掛け合わせることで、より良いサービスと社会貢献を実現することが企業の使命であると説きました。特に、埋もれたノウハウをAI技術を活用して発掘し、それを活用することで新たな道が開けると期待されています。
公明正大な企業姿勢
また、従業員とその家族の幸福を実現するためには、適切な処遇改善が必要不可欠であることを述べました。そのためには、利益を最大化する努力が必要ですが、道義を忘れずに公正な経営を貫くことが求められると警鐘を鳴らしました。社長は「利を求むるに道あり」と言い、正々堂々とした利益追求の重要性を再確認しました。
大いなる好奇心と挑戦
最後に、鴻池社長が特に心掛けている言葉、「大いなる好奇心、果てしないロマン」について語りました。チャレンジ精神が重要であり、失敗も成長の一部であるとし、間違いがあったその時には迅速に修正することの大切さを強調しました。本年度の新たなスタートを共に迎え、ワクワクしながら働ける環境の構築を目指す姿勢が伝わってきました。
式典を通じて、新入社員たちは新たな使命感を抱き、希望に満ちた明るい未来へ向けて出発することができました。彼らがこれからどのように成長していくのか、今後の活躍が非常に楽しみです。