ECCがSmile Projectの保育施設全70カ所に導入
ECC(株式会社ECC)は、保育現場に新たな英語教育の形を持ち込みます。同社が開発した英語教育プログラム『パパッとえいご』が、東京都品川区に本拠を置く株式会社Smile Projectが運営する認可保育園全70施設で導入されることが、今週発表されました。これにより、2025年9月から、全国の認可保育園において一斉にこの新しいプログラムが開始される予定です。
ICTで創る新しい英語体験
『パパッとえいご』は、2歳から5歳の子どもたちを対象に、短時間で実施可能な英語教育プログラムです。1回あたり約10分の活動で、歌やダンス、簡単な会話を通じて、子どもたちに英語を身近に感じさせることを目的としています。このプログラムは、ICT機器を活用しており、保育者が英語の授業を行う際に、子どもたちの関心を引きつける映像や音声が使用されます。つまり、保育者が“英語の先生”に変身する仕組みを実現しています。
利用することで得られる三者のメリット
プログラムの導入により、園児、保育者、そして保護者の3者すべてにメリットがもたらされることが期待されています。特に、非認知能力の育成や業務負担の軽減、保護者の満足度向上など、生涯にわたる教育に対する基礎を築くことができます。
導入の背景とコメント
ECCとSmile Projectの連携について、ECCの法人渉外事業部幼児教育推進部門担当者は「保育の流れの中で取り入れやすいプログラムとして設計されています。保育者が無理なく英語を教えられることで、子どもたちに安心して英語に触れてもらえる環境を提供したい」と語りました。
一方、Smile Projectの担当者も「 ECC『パパッとえいご』を通じて、保育者が子どもたちと共に英語の世界を探求できる機会を大切にしていきたい」と、教育方針について語りました。両者の教育理念が一致し、新しい教育環境が整うことに期待が寄せられています。
ECCの「パパッとえいご」について
このプログラムは、親しみやすさと興味を引き出す工夫が施されています。タブレットやテレビモニターを使用し、視覚や聴覚を活用した楽しい学びが可能です。「英語が当たり前」と感じられるような日常の中での学びを目指しています。また、園内で完結するため、特別な人員や設備を必要とせず導入しやすいのも魅力の一つです。
今後も、ECCはさまざまなニーズに応じたプログラムを提供し続け、子どもたちの未来に明るい可能性をもたらす取り組みを強化していく方針です。このECCの新しい英語教育プログラムが、全国の子どもたちの将来にどのような影響を与えるのか、そしてどのように彼らの学びや成長に寄与していくのか、注目が集まります。
結論
ECCの『パパッとえいご』の導入によって、保育園での日常的な英語体験が促され、子どもたちの好奇心や学びに対する意欲を高めることが期待されています。この新しい試みが、今後の英語教育をどのように変えていくのか、目が離せません。