中津商店街の再生
2024-02-24 13:00:55

中津市・山国町の商店街を学びの拠点にリノベーション!地域活性化の試み

大分県中津市山国町に位置する守実商店街。ここには美しい自然や豊かな歴史が息づいていますが、近年、高齢化や空き家問題といった課題が顕在化しています。この地域をどう活性化するのか、地元の力だけでは限界があるとの危機感から、「中津みらい義塾」が誕生しました。これは、地域内外の人々が協力し、共に地域の問題解決を目指す取り組みです。この義塾の目的は、商店街を「まるごと義塾化」すること。中津の歴史や職業、そして豊かな自然を教材として活用し、新しい形の学びの場を提供したいと考えています。

具体的には、守実商店街にある旧水谷履物店を「学びの拠点」としてリノベーションし、多様な地域資源を用いたワークショップを行います。この「学びのコンテンツ」では、地域の特産品や歴史を学び、さらには地元の人々との交流を育むイベントを提供します。例えば、地元の水谷さんからゆず胡椒作りを学んだり、大工の松田さんと共にDIYイベントを開催したりする予定です。

このように、古い店舗が地域の歴史や特産物を学ぶ場に姿を変えることで、商店街そのものが再生され、交流が生まれるのです。そして、この取り組みには、地域外からの訪問者を呼び込み、より多くの人々が中津の魅力を体感できる場ともなります。この新たな「学びの拠点」には、カフェや宿泊機能も備えられ、訪れる人々が滞在しながら学び、地域文化に触れることができます。

しかし、この構想を実現するためには資金が必要です。そのためクラウドファンディングを立ち上げ、改修費用を募っています。このプロジェクトに協力してくれる仲間を増やし、さらに多くの人に中津・山国の魅力を知ってもらうことを目指しています。クラウドファンディングのリターンは、地元名物の「中津からあげ」や、壮大な耶馬溪の絶景写真、さらには地元の農作物を活かしたセットなど、多彩な内容があります。

中津みらい義塾は、東京で活躍する中津出身の方々や、帰省したクリエイターたちが集まり、地域の困りごとに対する解決策を模索するために設立されました。この活動は、「LOCAL CREATIVE CARAVAN」と呼ばれるイベントから派生し、遊休公共不動産や増加する空き家の調査を通じて、具体的な提案を中津市長にプレゼンテーションしました。その結果生まれたのが中津みらい義塾であり、今後も中津と東京を横断する活動を続けていきます。

現在、クラウドファンディングはCAMPFIREで展開中で、プロジェクトの詳細や参加方法は専用ページで確認することができます。また、活動内容はnoteやInstagramでも随時発信していますので、ぜひフォローしてください。最後に、私たちが目指すのは、地域の資源を最大限に引き出し、学びを通じて新しい交流の場を創造することです。皆様のご支援を持って、このビジョンを実現したいと願っています。

会社情報

会社名
中津みらい義塾
住所
東京都大田区南馬込2-10-3
電話番号
090-3503-4481

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