自分だけの「好き」を語ろう
2024年7月31日、株式会社ディスカヴァー・トゥエンティワンから、文芸評論家の三宅香帆氏による待望の書籍『「好き」を言語化する技術 推しの素晴らしさを語りたいのに「やばい!」しかでてこない』が刊行されました。この本は、著者自身の言葉で「推し」や好きな作品の魅力を表現するための具体的な方法論を提供します。
著者 三宅香帆氏について
三宅香帆氏は、京都市立芸術大学の非常勤講師を務めつつ、数多くの著作を持つ文芸評論家です。彼女の書き方や表現方法は、読者が自分の感情を具体化する手助けとなることで多くの支持を集めています。既に16万部を超える大ヒット作『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』でその魅力が広まりました。
本書の特徴
本書は、映画やアイドルについて語りたいが、どう表現したら良いか分からないという読者に向けた実践的なガイドブックです。三宅氏は「感情を言葉にするのに文才や豊富な語彙は必要ない」と強調し、誰でも自己流で表現できることを伝えています。
誰でもできる!感情の言語化
感情を表現する際にハードルを感じている人が多い中、本書では「自分の言いたいことを言葉にするためのちょっとしたコツ」を紹介しています。SNSやブログ、友人との会話など、多様なコミュニケーション手段で使えるテクニックを学ぶことができ、自信を持って自分の感想を発信できるようになります。
読者の反響
本書にはすでに多くの読者から感想が寄せられています。「具体例を挙げながら感情を分析していてとても理解しやすかった」「文章を書くハードルが下がり、自分の好きなものについて書きたくなった」という声がその一例です。多くの人がこの本を通じて、自己表現の楽しさを再発見しています。
おすすめの読者
- - 映画や作品について自分の意見を持ちながらも、他人の感想と比較したり、ただ流されてしまう人。
- - 何かを表現したいのに、ただ「面白かった」「すごい」といった表現になってしまう人。
- - 自分の感情を他者に伝えるのが苦手だと感じる人。または、自分の思いを伝える手助けがほしい人。
本書には、推しの魅力を語るための具体例が数多く収録されており、「推し活」が盛んになった現代だからこそ、多くの支持を集める理由があります。「好き」を言語化する技術を学ぶことで、自分自身の思いや感情をより深く掘り下げてみましょう。
これからの楽しい「推し語り」ライフのために、ぜひ本書を手に取ってみてください。