横浜の鶏肉専門店梅やが冷凍食品事業をスタート、TORIFROシリーズ全16種を展開

創業112年、鶏肉専門店梅やが新たな冷凍食品事業を開始

神奈川県横浜市に本店を構える鶏肉専門店、有限会社梅やが、創業112年目を迎えました。この節目を記念して、同店は全16種類の冷凍鶏総菜「TORIFRO（トリフロ）」シリーズを発表しました。オンラインショップや大手通販サイトを通じて、全国のお客様に提供されます。

TORIFROとは何か？

「TORIFRO」は、梅やが手がける手作りの鶏肉料理を家庭で手軽に楽しんでもらうために開発されました。液体急速凍結機を使用し、調理したての風味と食感をそのまま保った商品です。これにより、冷凍食品でありながらも、新鮮な鶏肉の美味しさを自宅で楽しむことが可能になりました。

商品の特徴とバリエーション

横浜市中区の吉田町本店で販売されている焼き鳥やから揚げをはじめ、飲食店「UMEYA KITCHEN」でも人気のカオマンガイや親子丼、そして新たに開発されたスパイシーチキンカレーやチキンハンバーグなど、多彩なメニューが揃っています。特に注目すべきは、鶏肉100％の「梅やソーセージ」。美味しさへのこだわりが感じられる商品です。

美味しさを追求する冷凍技術

梅やでは、新鮮な鶏肉を使用し、急速液体凍結機「凍眠」によって、食品の品質を保ちながら冷凍しています。この技術は、食材の水分を凍結する際に氷の結晶を小さく保ち、細胞を傷つけずに旨味成分を閉じ込めます。これにより、冷凍食品でも新鮮さを実感できるのです。

歴史と伝承

梅やは1913年に創業し、元々は卵屋としてスタートしました。当時、鶏肉を食べる文化が浸透していなかった中で、卵を産み終えた鶏の肉を行商として販売していました。1953年に現在の場所に店舗を構え、長い歴史の中で横浜の食文化に貢献してきました。この「TORIFRO」シリーズは、横浜の味を広めるという思いから生まれたのです。