日本アニメの国際的競争力を探る
2023年8月21日、中国広東省で開催された「China International Animation Copyright Fair」にて、ディーライツの社員が「グローバルキッズ&アニメ番組フォーラム」に登壇しました。このフォーラムは、日本製アニメーションのグローバル展開に焦点を当て、多くの業界関係者が集まりました。
中国のアニメ市場と日本の成功事例
参加者は、当社の執行役員である中澤貴昭氏とライツ事業部の営業チームマネージャー邱霞氏による講演を聴き、「ベイブレードシリーズ」や「スキャン2ゴー」といった国内外で人気の作品が、どのように国際市場に展開されているかを学びました。中澤氏は、作品の成功要因やグローバル展開における注意点について具体的な事例を挙げて解説。
会場には、中国のキッズチャンネル31局を含むテレビ局やアニメーション関連企業30社以上の参加者が集まり、日本のアニメコンテンツの持つ国際的な競争力に強い関心を示しました。彼らは、日本の優れた文化やビジネスモデルを吸収しようとする姿勢を見せており、今後の中日間の文化交流に期待をかけていました。
今後の展望と役割
当社は、このフォーラムを通じて、日本のアニメの国際展開に関する情報発信をさらに強化するとともに、中日間の文化交流にも積極的に取り組んでいく方針です。継続的な情報交換が、より良いビジネス関係や協力関係を生むと信じています。
また、弊社は中国市場においてもアニメーションの企画・制作を手がけており、持続可能なビジネスモデルを構築していくことが重要です。これにより、アニメコンテンツのグローバル展開を実現し、世界中のファンに愛される作品を届けることが可能になるでしょう。
企業紹介:ディーライツ
ディーライツは、キッズやファミリー、ティーンや大人向けのアニメーションの企画・プロデュースを行う企業で、アニメ作品の国内外向けライセンスにも強みを持っています。代表作には、「ベイブレード」シリーズや「ビーダマン」シリーズ、「スキャン2ゴー」などがあります。
さらに、2015年2月には人気アニメ「ドラえもん」や「クレヨンしんちゃん」、そして「遊戯王」を手がけるADKと資本関係を結び、ADKグループの一員となりました。これにより、コンテンツビジネスを更に強化し、国内外での展開を進めています。
今後も、ディーライツはアニメーションのグローバル展開に貢献し、文化交流を通じて新たな市場の可能性を探っていくことを目指します。
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