2023年に開催された大阪万博では、エイム・テクノロジーズ株式会社のAI配送ロボットNAOMI-2とAI清掃ロボットKIRARAが大きな注目を集めています。この2台のロボットは、万博の中でも特に人々の目に触れる「ORA外食パビリオン[宴]」で活躍しています。
NAOMI-2の役割
NAOMI-2は、万博の開場以来、1階でのイベント案内を担当しています。21インチのサイネージ画面を活用し、来場者にパビリオン内の情報をわかりやすく伝えています。スタッフと連携しながら、お客様を円滑にブースへ案内する姿は、現場でも高い評価を得ています。実際の様子は、
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KIRARAの活動
一方、清掃ロボットKIRARAは、万博終了後にその真価を発揮します。エレベータと連携を図り、1階と2階間を移動しながら、施設の清掃を行ないます。今は手動方式で作業を進めているエレベータ接続のEVアダプタの導入が待たれています。運用中のKIRARAの姿は、
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吉祥寺とともに
NAOMI-2とKIRARAは、満員のパビリオンでも一生懸命に仕事をしています。AIロボットたちが人間のサポートをしながら、効率的に業務を行う姿は、これからのサービス業の新たな可能性を示しています。特に、登録時の混雑時には、ロボットたちが孤独に作業をする場面も見られ、技術の進歩がもたらす未来の姿を垣間見ることができます。
エイム・テクノロジーズについて
エイム・テクノロジーズは、2019年に設立され、AIサービスロボットを用いたさまざまな業種での課題解決を目指しています。主なサービスとしては、自立AIサービスロボットの開発・販売、ロボットとIoT技術を駆使したソリューション提供が含まれます。また、同社は経済産業省の「ロボットフレンドリー施設推進機構(RFA)」の会員でもあり、業界に与える影響力は大きいとされています。
結論
大阪万博でのNAOMI-2とKIRARAの活動は、AIロボットがどのように私たちの生活やビジネスを便利にし、安全に共存できるかを示しており、今後の展開に多くの期待が寄せられています。今後もエイム・テクノロジーズの動向には要注目です。