JLLが新役員を発表、企業の成長を加速する人事異動

JLLが新役員を発表

2025年4月1日、総合不動産サービスを提供するJLL（本社：東京都千代田区、社長：河西利信）は、役員人事を決定したことを発表しました。この人事は、企業の成長をさらに加速させることを目的としています。

新任役員の紹介

新たに任命された役員には、上田武志氏が執行役員として関西支社の支社長、兼キャピタルマーケット関西の代表に就任します。また、呉慧玲（ゴウフイリンドロレス）氏は監査役としてアジア太平洋地域の税務責任者を兼任します。これにより、関西エリアでのオペレーションを強化し、地域特性に則した素早い意思決定が可能となることが期待されます。

退任役員の動向

一方で、3月31日付で退任する役員には、アルバートオビディ氏（アジア太平洋地域最高執行責任者）やプリシラロトガンズ氏（アジア太平洋地域最高財務責任者）が名を連ねています。また、海田幸一氏も関西支社の支社長を退任し、これにより新たな顔ぶれによる変革が進むことが予想されています。

役員体制の概要

この人事により、JLLの役員体制は以下のメンバーで構成されています：

- 河西利信：代表取締役社長
- ニールヒッチン：取締役最高執行責任者（COO）
- 戸田裕二：取締役最高財務責任者（CFO）
- 宮本淳：取締役プロジェクト・開発マネジメント事業部長
- 柏木伸之：執行役員不動産運用サービス事業部長
- 竹内竜太：執行役員キャピタルマーケット事業部長
- 山口成樹：執行役員オフィスリーシングアドバイザリー事業部長
- 吉田薫：執行役員チーフインフォメーションオフィサー（CIO）
- 大沼聡：執行役員法人事業部長
- 佐藤俊朗：執行役員コーポレート営業本部事業部長兼企業不動産アドバイザリーエグゼクティブディレクター
- 上田武志：執行役員関西支社支社長兼キャピタルマーケット関西代表
- 呉慧玲（ゴウフイリンドロレス）：監査役アジア太平洋地域税務責任者

この新しい体制は、JLLが引き続き高いサービス品質を提供し、顧客や地域社会に貢献できることを可能にすると考えられています。関西支社の強化は特に地域における不動産市場のダイナミクスに応えるための重要な一歩です。

JLLについて

JLL（Jones Lang LaSalle Incorporated）は、世界中で不動産サービスを展開している企業で、様々なタイプの不動産に関するサービスを提供しています。オフィス、リテール、インダストリアル、ホテル、レジデンシャルなど、様々な分野に特化した専門家が在籍し、顧客のニーズに応じた最適なソリューションを提供しています。2024年の売上高は234億ドルにのぼり、社員数は約112,000名を誇ります。不動産業界の未来を形作り、より良い世界を目指すという企業ミッションのもとで、常に進化を続けています。