埼玉県鴻巣市で開催されるSDGsな「こうのす花まつり」とブーケ体験

5月10日から18日の期間に、埼玉県鴻巣市で大規模な花の祭り「第15回こうのす花まつり」が開催されます。このイベントでは、約2.5個分の東京ドームに相当する広大なポピー畑「ポピー・ハッピースクエア」が来場者を迎え、鮮やかな花々が目の前に広がります。特に注目すべきは、5月17日と18日の2日間限定で実施される「まちのコイン・ブーケ」を活用した宝探しとスタンプラリーです。

この「まちのコイン・ブーケ」とは、埼玉県鴻巣市が導入した地域通貨で、地域の活動やエコ活動に参加することを通じて「ブーケ」というポイントを獲得できます。こうした取り組みは持続可能なまちづくりを目指すSDGsの一環として行われており、地域の自然や文化を再発見するチャンスにもなります。参加者は宝探しを楽しむことで、さまざまなQRコードを探し出し、それをスキャンすることでポイントを獲得。獲得したポイントは、地元の特典と交換でき、多様な体験に繋がります。

イベント期間中は、鴻巣市内の3カ所で異なる内容のスタンプラリーが展開され、参加者は楽しみながら市内を巡ることができます。この「SDGsなスタンプラリー」を通じて、各会場を巡って集めたスタンプに応じてブーケを得ることができ、地域活動やSDGsに貢献した証として活用できます。

会場の一つである馬室会場では、「まちのコイン・ブーケ」の体験ブースも設置され、初めての方でも気軽に参加できる環境を整えています。スタッフがアプリの使い方を教えつつ、参加者の疑問にも対応。

また、鴻巣市の「まちのコイン」は、地域活動を通じて人と人とのつながりを育むことを目的としており、特にSDGsに関連する活動を重視しています。市民一人ひとりが自分の行動を通じて地域振興に貢献できるよう設計されています。これにより、地域への愛着を促進しながら、市民同士がまちの魅力を共有する機会を提供しています。

このように、地域資源や自然環境、コミュニティとのつながりを大切にしながら、鴻巣市では新たな価値の創出を目指しています。「こうのす花まつり」は単なる花の祭りではなく、未来の地域参画を考える重要な機会でもあります。ぜひこの機会に、鴻巣市の美しい自然と魅力を体感し、参加してみてはいかがでしょうか。イベントの詳細については公式サイトをご覧ください。