環境スタートアップを支援する新企画、始動
環境問題が深刻化する中、持続可能な社会の実現に向けた取り組みが求められています。その中で、株式会社ピリカは、東京都の支援を受けて、海外市場への展開を目指す環境スタートアップを支援する『グローバル営業伴走事業』を開始しました。この事業は、日本の環境スタートアップが国際市場での成功を手にするためのステップであり、さまざまな支援を提供することを目的としています。
プログラムの概要
『グローバル営業伴走事業』では、選定された3社に対して13か月間にわたる海外営業の支援を実施します。具体的には、海外販路開拓の戦略設計や商談から契約までのプロセスで、専門のチームがサポートする仕組みとなっています。また、支援金として最大1,000万円が支給され、海外営業活動や出張費に充てることが可能です。
さらに、国際機関の担当者からのメンタリングを受けられる機会もあり、実践的なアドバイスを得ることができるのは、大きな魅力です。国連環境計画(UNEP)や国連開発計画(UNDP)などの専門家から直接指導を受けることで、国際的なビジネスに必要なノウハウを学べるでしょう。
海外展示会と出張の支援
また、海外ビジネスイベントへの出展や現地での商談機会を提供することによって、選ばれたスタートアップが実際に国際市場での営業活動を体験できるよう支援します。これにより、海外市場への参入が加速し、日本の環境テクノロジーがより広まることが期待されます。
講習会の開催
応募を希望するスタートアップ向けに、2025年11月5日(水)16:00からオンライン説明会を実施します。この場では、事業の詳細な内容や選考方法が説明され、参加者が具体的なイメージを持てるように工夫されています。新たなビジネスチャンスを夢見ている企業にとって、非常に貴重な機会となるでしょう。
ピリカの企業理念
株式会社ピリカは、科学技術を駆使して環境問題を解決することを使命としている企業です。ごみ拾いのSNS「ピリカ」や、AIを活用したごみ分布調査サービス「タカノメ」などを開発・運営し、様々な環境問題に取り組んでいます。特に、自然界におけるごみの流出問題への取り組みは高く評価されています。
本社は東京都千代田区に位置し、代表取締役社長を務める小嶌不二夫氏は、持続可能な社会の実現に向けたリーダーシップを発揮しています。
まとめ
『グローバル営業伴走事業』は、環境スタートアップが国際舞台でのプレゼンスを高めるための大きな一歩です。この新たな取り組みにより、地域に根ざした環境技術が世界へと広がることが期待されます。興味のあるスタートアップは、応募締切までに参加を検討してみてはいかがでしょうか。