HENNGE One、タレントマネジメントシステム「タレントパレット」との連携で科学的人事戦略を支援
クラウドセキュリティサービス「HENNGE One」を提供するHENNGE株式会社は、株式会社プラスアルファ・コンサルティングが提供するタレントマネジメントシステム「タレントパレット」とのシングルサインオン連携を開始したことを発表しました。
近年、人手不足が深刻化する中、企業にとって適切な人材の確保や従業員のエンゲージメント向上は重要な課題となっています。同時に、採用・人事関連業務の効率化も求められています。このような課題解決に向けて、データ活用によるタレントマネジメントシステムが注目されています。
「HENNGE One」と「タレントパレット」の連携により、「HENNGE One」利用企業は「タレントパレット」へのシングルサインオンが可能となり、複数のIDやパスワード管理の手間が解消されます。これにより、業務効率の向上を実現できます。さらに、IP制限やデバイス証明書などの多要素認証によるアクセス制御機能により、不正アクセスリスクを軽減し、「タレントパレット」を安全に利用できます。
今回の連携は、HENNGEが運営する「HENNGE Oneプロダクトアライアンスプログラム」に株式会社プラスアルファ・コンサルティングが加盟し、相互検証を経て実現しました。
HENNGEは今後も「HENNGE One」と連携するSaaSを増やすことで、企業の利便性と安全性を両立したSaaS導入を支援していく方針です。
「タレントパレット」とは?
「タレントパレット」は、採用から育成、配置、評価、抜擢・活躍までを一貫して行うタレントマネジメントシステムです。同社は4,000社超のビッグデータ活用支援実績を持ち、そのノウハウを活かして開発されました。現在、導入法人数は3,000社を超えています。
「タレントパレット」は、人事情報、経歴、スキル、適性、社員の希望や想い、モチベーション、エンゲージメント、健康データまでを網羅的に収集・分析することで、経営層の意思決定を支援します。これらのデータ分析により、異動シミュレーションや研修を含む人材育成、離職予兆の抽出、採用ミスマッチ防止、人的資本KPIのモニタリングなど、人事戦略のあらゆる場面でデータに基づいた意思決定を可能にします。
「HENNGE One」とは?
「HENNGE One」は、国内シェアNo.1のクラウドセキュリティサービスです。SaaSなどの最新テクノロジー活用には、セキュリティ対策が不可欠です。「HENNGE One」は、セキュリティ課題解決のため、複数のシステムIDをまとめて保護する「Identity Edition」、データ漏えい防止機能「DLP Edition」、組織全体のサイバー攻撃対策「Cybersecurity Edition」の3つのEditionを提供しています。
「HENNGE Oneプロダクトアライアンスプログラム」とは?
「HENNGE One」と参画企業が提供するSaaSとのシングルサインオン(SSO)連携を推進するプログラムです。各SaaSと「HENNGE One」の連携を実現することで、ID/パスワード管理の課題を解決し、より付加価値の高いソリューションを提供することを目的としています。2020年11月の開始以来、50社を超える企業が加盟しています。
株式会社プラスアルファ・コンサルティングについて
株式会社プラスアルファ・コンサルティングは、2006年の設立以来、顧客データや人事情報などのビッグデータを「見える化」し、顧客のビジネスに付加価値を生み出すためのクラウドソリューション事業を展開しています。テキストマイニングやデータマイニングなどの技術を核とし、ソフトウェア開発、販売、コンサルティング、新規事業創出を行っています。
HENNGE株式会社について
HENNGE株式会社は、「テクノロジーの解放で世の中を変えていく」を理念に、クラウドセキュリティサービス「HENNGE One」やクラウド型メール配信サービス「Customers Mail Cloud」などの独自サービスを開発・販売するSaaS企業です。2019年10月に東京証券取引所マザーズ市場に上場し、2022年4月には東証グロース市場に移行しました。
まとめ
HENNGE Oneとタレントパレットの連携は、企業の人事戦略におけるデータ活用を促進し、人材の獲得、育成、エンゲージメント向上、そして業務効率化を支援する画期的な取り組みと言えます。今後、両社の連携がどのように発展していくのか注目されます。