栃木シティ、足利市を新たなホームタウンに迎える
2023年2月27日、Jリーグ理事会において、栃木シティフットボールクラブが足利市を新しいホームタウンとして加えることが承認されました。これにより、栃木シティのホームタウンは栃木市、壬生町、そして足利市の三つに広がります。
背景と意義
足利市の早川尚秀市長は、この決定を喜び、サッカーを通じた地域の発展や青少年の育成に貢献することが重要であると強調しました。栃木シティは、地域のシンボルとしての役割を果たしつつ、特に次世代を担う子どもたちの夢を支える存在になることが期待されています。これまでの活動として、栃木シティは「CITY FOOTBALL STATION」という企画を設け、足利市内の約6000人の小学生たちを対象に、サッカー教室やホームゲームへの招待イベントを行ってきました。
足利市との連携
昨年、足利市と栃木シティは包括連携協定を結び、地域密着型のプロスポーツを通じた地域振興に向けて共同で取り組んできました。市民が参加できる「足利市民デー」やトレーニングの公開イベントなど、多彩な活動を通じて、市民との絆を深めています。これにより、地域社会の活性化が進められており、足利市は新たなスポーツ振興の拠点となることが期待されます。
クラブ代表者のコメント
栃木シティの代表取締役社長、大栗崇司氏も今回の承認を受けて感謝の意を表しました。彼は、地域とのさらなる連携を図り、地域の振興に貢献していく決意を新たにしました。Jリーグに入会する2025シーズンを見据え、クラブは地域との絆を深めながら、より豊かな地域づくりに寄与していくことを約束しています。
未来への展望
足利市のホームタウン追加という新たな一歩を踏み出した栃木シティフットボールクラブは、今後もサッカーを通じて地域の活性化や青少年の育成に取り組みます。市民たちも共にこのクラブを応援し、地域に根ざしたスポーツ文化を楽しむ土壌として、一層の発展が期待されています。地域の皆さんと手を携え、未来への明るい道を歩む栃木シティの活動に注目が集まります。