パッケージ版ゲーム需要は健在！ダウンロード版が台頭する中でもユーザーの所有欲は根強い

ダウンロード版ゲームが普及しても、パッケージ版ゲームへの需要は根強い！

株式会社HIKEが実施した調査によると、ダウンロード版ゲームが普及している現在でも、パッケージ版ゲームへの需要は依然として高いことが明らかになりました。特に家庭用ゲーム機ユーザーにおいては、物理的な所有欲やコレクターズアイテムとしての魅力が根強く、パッケージ版を求める声は根強いようです。

調査では、2023年11月の直近1年間に家庭用ゲーム機またはPCにてコンシューマーゲームのパッケージ版を1本以上入手した実績のある全国10代～60代までの男女1,000人を対象にアンケートを実施しました。その結果、パッケージ版ゲームを購入する理由として、すべての層で「物理的にゲームを所有したい」という回答が最も多く、ダウンロード版ゲームの普及にもかかわらず、パッケージ版への強い需要が示されました。

パッケージ版ゲームを購入する理由とは？

パッケージ版ゲームを購入する理由として、層によって異なる傾向が見られました。

コア層：コレクターズアイテムとしての魅力

コア層では、「物理的にゲームを所有したい」という回答に加え、「パッケージデザイン目的」という回答も目立ちました。ゲーム好きにとって、パッケージ版は単なるゲームソフトではなく、コレクションアイテムとしての価値も高く、パッケージデザインにこだわりを持つユーザーも多いようです。

ミドル層：購入特典/同梱物を求める声

ミドル層では、「購入特典/同梱物」を重視する傾向が見られました。ゲームをプレイするだけでなく、限定アイテムや特典などを手に入れたいという欲求が強いようです。

ライト層：ゲームを楽しむための手段

ライト層では、「売却するため」という回答が目立ちました。ゲームに費やす金額が限られているため、色々なゲームを楽しむために、パッケージ版を購入し、プレイ後に売却するという方法を選択しているようです。

予約購入の利用状況

調査では、パッケージ版ゲームの予約購入の利用状況についても分析が行われました。その結果、すべての層で予約購入経験があるという回答が多数を占め、特にミドル層/コア層では、ほぼすべてのユーザーが予約購入を検討していることが明らかになりました。

予約購入の主な理由は、「購入特典目的」で、特典の内容次第では予約購入するユーザーが増加する可能性があります。また、「発売日にプレイしたい」という理由で予約するユーザーも多く、発売日前にいかに予約できる状況であることをユーザーに伝えるかが重要と考えられます。