立山黒部アルペンルートの魅力を体感する「のりものデイズ」開催
富山県と長野県を結ぶ立山黒部アルペンルートでは、 2025年4月に「立山トンネル電気バス」の運行開始を記念して、夏篇・秋篇の2期にわたり「のりものデイズ」という特別なイベントが開催されます。 これは、アルペンルートの乗り物に焦点を当て、来場者がその魅力を直接体感できるようなプログラムとなっています。
夏篇:乗り物の未来と過去
「のりものデイズ 夏篇」は6月27日から7月1日まで室堂ターミナル駐車場で開催されます。今年初めての試みとなるこのイベントでは、来年度に運行が終了するトロリーバスと、新たに運行を開始する電気バスが展示されます。
来場者には「トロリーバスラストランカード」がプレゼントされる特典も用意されており、貴重な記念品として大変好評です。また、期間中は運転手が車両の魅力を解説してくれる時間も設けられており、普段聞けない業務内容や乗り物にまつわる話を直接聞くことができます。この取り組みは参加無料で、事前の予約も必要ありません。
秋篇:さらなる体験の拡充
続く「のりものデイズ 秋篇」は9月20日から10月14日まで開催され、この期間には「バスの日」や「鉄道の日」にちなんだ特別イベントが用意されています。
この秋のイベントでは、立山トンネル電気バスだけでなく、立山高原バスや立山ロープウェイなど、アルペンルートにある様々な乗り物の魅力を紹介する企画が満載です。詳細は、改めて7月上旬に発表される予定ですので期待が高まります。
鉄道博物館での展示とイベント
さらに、立山黒部アルペンルートの魅力を発信するため、イベント開催に先立って、鉄道博物館ではトロリーバスの部品展示やその歴史をたどるイベントも行われます。この展示は6月11日から7月7日までの期間中で、実際に貨物や輸送に使われていた乗り物の部品を間近で見ることができます。
7月5日と6日には、アルペンルートの乗り物に関する体感イベントも計画されています。これには、乗り物の塗り絵や制服を着た記念撮影コーナー、そして乗り物グッズが当たるクイズ大会など、多彩なアクティビティが用意されています。
立山黒部アルペンルートとは?
最後に、立山黒部アルペンルートについて簡単に紹介したいと思います。中部山岳国立公園に位置するこのルートは、世界中の山岳観光地の中でも特に優れたスポットの一つです。
富山県の立山駅から長野県の扇沢までは、ケーブルカーやバス、ロープウェイなど、合計6つの乗り物を利用して移動します。標高3000mを超える立山連峰や、壮大な黒部ダムの風景を眺めながらの旅は、訪れる人々にとって特別な思い出となるでしょう。
2025年度の営業期間は4月15日から11月30日までの予定です。公式ウェブサイトをチェックして、最新情報を確認してください。
このように、乗り物の魅力を存分に堪能できる「のりものデイズ」は、立山黒部アルペンルートだけでなく、訪れる人々にも新たな発見を与える貴重な機会です。巻き起こる自然 and 魅惑的な乗り物たちとともに、素晴らしい体験を味わいましょう。