サイバーエージェントの採用DX
2024-09-10 13:14:24

株式会社サイバーエージェントがaileadを導入し採用DXの新時代を切り開く

株式会社サイバーエージェントとaileadの導入



株式会社サイバーエージェントは、最新の商談解析クラウド「ailead」を導入しました。この導入により、同社はAIと動画データを駆使して、データドリブンな採用デジタルトランスフォーメーション(DX)を実現しています。この取り組みは、採用業務の効率化だけでなく、候補者の能力やカルチャーフィットのより深い理解につながります。

採用の現場での課題



現在、多くの企業が直面している課題は、エントリーシートの多さと、それに伴う適切な評価の困難さです。サイバーエージェントの人事部採用戦略室の大久保泰行氏は、「エントリーシートには有益な情報がありますが、候補者との直接の面接で得られる情報の方がはるかに価値が高い」と語っています。ただし、全ての候補者と面接を行うには多くの人的資源が求められます。

このような問題に対処するための手段として、aileadの導入が高く評価されています。このプラットフォームは、グループディスカッションを実施し、エントリーシートに取って代わるだけでなく、評価の精度をも高める可能性があります。

aileadの機能とその効果



人事部採用戦略室の飯沼嵩央マネージャーは、aileadのブレイクアウトルーム機能による動画の録画・分析機能の導入が大幅に選考業務の効率化をもたらしたと述べています。「選考官のアサインや調整作業が減少し、その結果、選考枠を前年比150%増加することができました。」と飯沼氏は報告しています。これにより、選考に参加したくても機会がなかった多くの学生に新たなチャンスを提供することができます。

さらに、録画や音声データの解析機能を利用することで、一次選考での評価精度が向上し、結果として二次選考以降の合格率が高まるという好循環を生んでいます。このように、初期段階でしっかりとした見極めができることで、後の選考プロセスがスムーズに進むのです。

飯沼氏が述べる通り、録画データから得られる話者分離データや発話率に基づき、より正確な評価基準で採用判断が行われている点が、aileadの大きな特長です。また、この発話率の分析機能は、サイバーエージェントが要望を出し、aileadのチームと協力して開発したものです。

まとめ



サイバーエージェントが商談解析クラウド「ailead」を導入したことで、採用業務における新たな局面が展開されています。AIと動画データの融合によるデータドリブンなアプローチが実現し、採用活動の効率化と精度向上を同時に展開しています。この取り組みは、今後の採用業界におけるDXの先駆けとして、他企業への波及効果が期待されるでしょう。商談解析クラウド「ailead」は、営業の世界に留まらず、人事・採用の領域でも現代のニーズに応える重要なツールとなっています。詳細については、こちらの事例インタビューをご覧ください


画像1

画像2

画像3

会社情報

会社名
株式会社バベル
住所
東京都渋谷区神宮前4丁目32−12
電話番号

トピックス(IT)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。