東北の未来を担うイノベーション!豪華ゲストが仙台に集結
2024年12月10日、宮城県仙台市にて、「よりそう東北コネクト×INNOVATION NEXUS TOHOKU MeetUP」と題したイベントが開催されました。東北地域におけるイノベーション創出を加速させることを目的としたこのイベントには、第一部の講演会と第二部の懇親会という二部構成で、多くの関係者が参加しました。
第一部:東北の課題と可能性を探るパネルディスカッション
第一部では、JR東日本スタートアップ株式会社、KDDI株式会社、東北電力株式会社、エンスペース株式会社といった、東北のみならず全国でイノベーションを牽引する企業の代表者らが登壇。活気あふれるパネルディスカッションが展開されました。
ディスカッションでは、東北地方が抱える課題や、その克服に向けた可能性について、多角的な視点からの議論が交わされました。参加者からは、具体的な解決策や将来展望に関する活発な意見が飛び交い、会場全体が熱気に包まれました。
特に注目を集めたのは、各企業の代表者による、自社の取り組みや成功事例の紹介です。長年の経験と実績に基づいた貴重な意見は、参加者にとって大きな学びとなりました。
登壇者は以下の通りです。
JR東日本スタートアップ株式会社 代表取締役社長 柴田裕氏:JR東日本グループにおけるスタートアップ支援やイノベーション創出について、豊富な経験に基づいた見解を披露されました。同氏は、「鉄道員(ぽっぽや)社長の冒険」というブログで積極的に情報発信も行っており、その活動にも注目が集まっています。
KDDI株式会社 経営戦略本部副本部長 江幡智広氏:KDDIにおけるオープンイノベーション戦略や地域共創への取り組みについて、具体的な事例を交えながら説明。国内外の企業との連携による成功事例は、参加者にとって大きな刺激となりました。
東北電力株式会社 事業創出部門アドバイザー 出馬弘明氏:クリーンテック分野における豊富な経験を活かし、脱炭素社会に向けた東北の取り組みについて熱く語りました。シリコンバレーでの駐在経験も踏まえ、グローバルな視点からの提言は多くの共感を呼びました。
エンスペース株式会社 COO/Community Manager 可野沙織氏:宮城県登米市出身の可野氏は、地域に根ざした活動を通して、東北のビジネスエコシステム活性化に貢献。若者向けのコミュニティ活動にも力を入れており、その熱意は参加者たちに大きな影響を与えました。
第一部全体の司会進行は、株式会社トークネットの取締役社長 紀野國文康氏と、営業本部 営業企画部長 國井孝祥氏が務めました。
第二部:交流を深める忘年会
第一部に続き、第二部では「INNOVATION NEXUS TOHOKU × よりそう東北コネクト忘年会」が開催されました。参加者たちは、会食を楽しみながら交流を深め、新たなビジネスチャンスや人脈を広げる貴重な機会となりました。
第二部では、スパークル株式会社 代表取締役社長 福留秀基氏による開会のご挨拶、東北電力株式会社 常務執行役員 小山光雄氏による来賓紹介と乾杯のご発声、そして株式会社トークネット 常務取締役 伊藤良樹氏による閉会のご挨拶が行われました。
イベント概要
開催日: 2024年12月10日(火)
時間: 第一部 15:00 - 17:20 / 第二部 17:30 - 19:00
場所: TKPガーデンシティ仙台(宮城県仙台市青葉区中央1-3-1 AER 30階)
参加費: 第一部 無料 / 第二部 3,000円
まとめ
本イベントは、東北地方のイノベーション創出に向けた大きな一歩となりました。参加者たちは、活発な議論や交流を通して、新たな視点や知識、そして人脈を得ることができました。今後、東北地方がさらに発展していく上で、このイベントが重要な役割を果たしていくことは間違いないでしょう。