働く女性の意識変化
2025-11-18 10:37:37

働く女性の意識は20年でどのように変わったのか?新たな調査結果に迫る

働く女性の意識、20年で激変!



株式会社キャリアデザインセンターが運営する転職サイト『女の転職type』は、働く女性306名を対象に、彼女たちの「働く意識」についてのアンケートを実施しました。本調査は、同サイトの20周年を機に行われ、女性の仕事観を20年前と比較し、どう変わったのかを探ります。

理想の年収は上昇傾向



調査によると、2025年の理想の年収として最も多いのは「400〜500万円未満」で、36.6%がこの額を選びました。20年前には17.0%に過ぎなかったこの額面は、女性の働く意識、特に経済的自立への意欲が高まった証です。また、700万円未満を理想としている人も16.3%いることから、働く女性たちが経済的安定を強く望んでいることがうかがえます。

働き方の変化



さらに、結婚や出産後の理想的な働き方についても言及されています。2025年に最も多かったのは「子どもができたら産休をとりつつ、職業を持ち続ける」という回答で、これは20年前の結果と同様でした。しかし、「退職して大きくなったら職業に復帰する」と考えている人は10.6%に減少し、従来の価値観が薄れていることが表れています。完成された仕事と家庭の両立が求められる中で、選択肢が広がった結果、悩みを増やす要因ともなっているようです。

性別による格差の認識



一方で、職場における性別による格差についての認識は厳しさを増しています。「性別による格差がある」と回答した人の割合は2025年に91.2%に達し、これは20年前の70.1%から大幅に増加しています。働く女性たちは、自身のキャリアに対する価値観が変わったことにより、昇進や給与に関して不平等を感じやすくなったと言えます。

転職する理由



また、転職したい理由のトップは「賃金が低い」とし、65.7%がこの回答を選択しました。それは20年前の41.9%からも増加しており、賃金に対する不満が高まっていることを示しています。

家事と育児のパートナーシップ



家庭内での役割分担に関しては、2025年の調査で「家事・育児ともにパートナーと分担する」との意見が69.4%に達し、20年前の41.0%から大幅上昇しました。これは、共働きを希望する女性が増え、パートナーとの協力を重視する傾向を反映しています。

まとめ



今回の調査結果から、働く女性たちは自分のキャリアに対してよりポジティブになっている一方で、依然として古い働き方の枠組みや職場の性別格差に対する不満が多いことが明らかとなりました。自立した強い女性像が浮かび上がる一方で、社会全体がその期待に応えられるかどうかが今後の課題です。『女の転職type』は、女性の多様な働き方を支援するために、引き続きサービスの充実を図っていくでしょう。


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会社情報

会社名
株式会社キャリアデザインセンター
住所
東京都港区赤坂3-21-20赤坂ロングビーチビル
電話番号
03-3560-1688

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