67歳選択定年制度
2024-12-13 10:11:20

大和ハウス工業が導入する「67歳選択定年制度」の魅力とは

大和ハウス工業が新たに導入する「67歳選択定年制度」



勤務延長の選択肢が広がる!



2025年4月1日、大和ハウス工業株式会社(本社:大阪市、社長:芳井敬一)は新たに「67歳選択定年制度」を導入します。この制度では、社員が自ら65歳または67歳の定年年齢を選択できることが特徴です。これにより、シニア社員がキャリアをより柔軟に形作ることが可能になります。

シニアに優しい制度の背景



同社は、さまざまな人材が活躍できる環境作りを進めており、シニア社員の働きやすさ向上にも力を入れています。2013年に始まった「65歳定年制度」に続き、2015年には「アクティブ・エイジング制度」も導入。これにより、労働意欲があり、一定の業績を上げているシニア社員は年齢に関わらず活躍の機会が保障されています。

2022年には、60歳で一律の役職定年や収入の減少を廃止し、年齢にかかわらず役職の任用や昇格の機会を確保しました。これにより、シニア社員の経験や知識が若手社員にも引き継がれ、人材育成の場としても重要な役割を果たしています。

新制度導入の意義



「67歳選択定年制度」の導入には、シニア人財がよりシームレスに活躍できる環境を提供する狙いがあります。定年の選択肢をなくすことで、社員は自分のライフスタイルやキャリアプランに合わせた働き方ができるようになります。この点が、特に意欲的なシニア社員にとって大きな魅力といえるでしょう。

新制度の具体的な内容を見ていきましょう。
選択制導入後も、給与や賞与は60歳までの水準と同等とされ、役職の昇格や降格の取り決めも現状と変わりません。退職一時金は、選択した定年年齢での退職時に支給されるため、計画的なキャリア設計が可能です。

シニア社員の新たな働き方



「アクティブ・エイジング制度」では、定年後も健康状態に応じた再雇用が認められ、原則70歳まで勤務を続けることが可能です。2023年からは、勤務形態を柔軟にし、週5日の勤務も可能という「現役同等コース」が新設されました。これは社員がより積極的に活躍できるようにするための良い取り組みです。

このように、大和ハウス工業はシニア社員の活躍を促進するための多様な制度を整備し続けており、今後も「生涯活躍」できる道を拡充していく方針です。ダイバーシティ経営の強化を通して、社員の個々のニーズに合わせた働き方を選べる社会を目指しています。

まとめ



今回の「67歳選択定年制度」は、シニア社員のキャリア選択の幅を広げる重要な一歩です。これにより、多様な人材が企業経営に参画し、さらなる成長を促すことが期待されます。大和ハウス工業の取り組みは、今後の人事制度の一つのモデルケースとして、多くの企業が注目することでしょう。


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大和ハウス工業
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