地域参加型イベント「ぐりとぐらのカステラをつくろう」を開催しました！

ぐりとぐらのカステラをつくろう！

6月28日（土）、埼玉県草加市のソーシャルスクエア草加谷塚店内にある私設図書館「やつかブンコ」にて、特別なイベント「ぐりとぐらのカステラをつくろう！」が開催されました。このイベントは、地域の子どもたちとその家族が集まって、楽しみながらカステラ作りに挑戦する機会を提供するものでした。参加者は、親子や家族連れを含む9組、合計23名。子どもたちにとっては、親と一緒に楽しい時間を過ごす絶好のチャンスです。

イベントは、5つのチームに分かれて行われました。それぞれのチームは、粉の種類や材料を変えて特製のカステラを焼き上げます。参加者が協力して、フライパンで大きなカステラをひっくり返す様子は、見応えがありました。その様子を見守る大人たちも、心から楽しんでいる印象がありました。焼き時間には、自分たちの理想のカステラを描く時間も設けられ、思い思いの絵を交換しながら、チーム内の絆を深めていく姿が印象的でした。

カステラが焼き上がり、参加者がその完成品を前に歓声をあげる瞬間は、何とも言えない楽しさに満ちていました。参加者の感想には「大きく焼けて楽しかった！」や「思ったより美味しく焼けた！」といった声があり、子どもたちはもちろん、大人たちも笑顔で満足していました。中には、家庭でも再現してみたいという理由でレシピを持ち帰った方もいたほどです。

やつかブンコとは？

「やつかブンコ」は、地域の皆さんから寄贈された本を中心に、訪れる人々が気軽に本を借りたり、読んだりできる場所です。毎週金曜日の午後には開放されており、読書やおしゃべり、勉強のスペースとして利用されています。貸し出しのためには簡単な登録が必要ですが、すぐに利用できる手軽さも魅力です。

また、今後は本をテーマにした様々なワークショップやイベントも企画されており、世代を超えた交流の場を提供することを目指しています。8月には社会的なテーマをもとにした対話イベントが予定されており、参加者同士が本を通じてさまざまな経験や感情を共有できる機会が創出されることになります。

ソーシャルスクエア草加谷塚とは

「ソーシャルスクエア草加谷塚」は2025年4月にオープン予定で、地域社会とのつながりを重視した多機能施設です。ここでは自立訓練や就労支援が行われ、共に成長し合うことが促進されます。かつての宿場町の役割を引き継ぎ、人々が集い交流する場として機能できることを期待されています。

このような場所での学びや交流を通じて、より豊かな人生を歩むための力を育むことが地域全体の目標です。私たちの活動が、地域の人々に勇気と希望を与え続けることを願っています。

本イベントを通じて、やつかブンコの楽しさや可能性を実感できました。これからも継続して、地域の皆様に寄り添いながら活動を展開していきます。