ウエルシア、カタリナネットワークとの提携で新たなマーケティングソリューションを導入

ウエルシアホールディングスがカタリナネットワークを導入

ウエルシアホールディングス株式会社が、日本最大級のリテールメディア「カタリナネットワーク」のサービスを導入することを発表しました。このサービスは2024年の秋以降に順次展開される予定で、ウエルシアにとって新たなマーケティングの可能性が広がります。

カタリナネットワークは、カタリナマーケティングジャパン株式会社が提供するもので、店舗数はなんと10,700店舗、リテールユーザーIDは1億を超え、年間売上は12兆円に達します。具体的には、今後ウエルシアホールディングスがこのネットワークに参加することで、ドラックストアのカバー率が32%にまで拡大し、より多くの来店者をターゲットにしたマーケティングが実現可能となります。

今後の展開とソリューション

ウエルシアが導入するカタリナネットワークは、リテールメディアの全域をカバーするソリューションを順次展開する予定です。特に重要なのは「カタリナターゲティングオファー」。これは顧客の過去の購買履歴やその日の買い物内容に基づいて、個別にカスタマイズされた広告やプロモーションを提供する仕組みです。この方式により、従来のマスメディアではアプローチしにくかった特定のターゲットに対して、より精度の高い訴求が実現します。

さらに、「カタリナターゲティングアド」では、全国のドラッグストアチェーンにおける消費者IDに関連する購買データを活用し、さまざまなフォーマットで広告を配信します。これにより、興味・関心だけでなく、実際の購買行動に基づいたターゲティングが可能になり、営業効果を最大化します。

ウエルシアホールディングスについて

ウエルシアホールディングスは、調剤併設型ドラッグストアの運営を行う企業で、全国に約2,850店舗を展開しています。企業の理念として「お客様の豊かな社会生活と健康な暮らしを提供します」を掲げ、調剤併設、カウンセリング営業、深夜営業、介護の4つの柱を持つビジネスモデルに基づいています。ウエルシアの全店舗は、より消費者のニーズに合わせたサービスの提供を目指しています。

カタリナマーケティングジャパンについて

カタリナマーケティングジャパン株式会社は、国内最大規模のリテールメディアネットワークを構築しています。数々のデータを活用し、小売業やメーカーのマーケティング戦略をサポートしています。オンラインとオフラインにわたり、企業が必要とする情報基盤を提供し、意思決定を最適化するための施策を展開しています。

この提携により、ウエルシアホールディングスとカタリナネットワークの双方のビジネスがさらなる発展を遂げることが期待されています。