加茂荘花鳥園で最後のダイヤモンドリリー展が開催中！

加茂荘花鳥園の最後のダイヤモンドリリー展

静岡県掛川市に位置する加茂荘花鳥園が、今年限りの「ダイヤモンドリリー展」を開催しています。何とか20年以上続いてきたこの展示ですが、様々な理由から今回が最後となりました。特に花担当者の高齢化が影響しているとのことです。しかし、そのような事情があろうとも、美しいダイヤモンドリリーたちは今年も力強く咲き誇っています。

展示概要

開催期間

- 期間: 2023年11月2日から12月1日まで
- 開園時間: 10:00～16:00（受付は15:30まで）
- 定休日: 毎週木曜日
- 入場料: 大人1000円、子供（小学生）300円、シルバー900円

この期間中、ぜひ最後のダイヤモンドリリー展に足を運んで、その美しさを堪能してください。

自然の美しさを楽しむ

花売店では、これまで育種のために販売しなかった高品質な品種も並びます。今年は特別にこれらを提供し、訪れる人々を楽しませてくれるそうです。初めて販売する品種もあるため、ぜひ足を運んで自分だけのお気に入りを見つけてください。

11月4日の段階では、咲き始めたばかりの花が少しだけ並んでいますが、次の週末には更に花の数が増える予定です。秋の加茂荘を散策しながら、素敵なお花を探しに訪れてみてはいかがでしょうか。

ダイヤモンドリリーの魅力

ダイヤモンドリリーは正式には「ネリネ」と呼ばれ、南アフリカ原産のヒガンバナ科の球根植物として知られています。その名の通り、日光を浴びると花弁がまるでダイヤモンドのように輝き、陶酔感をもたらします。この花の花言葉には「また会う日を楽しみに」「忍耐」「箱入り娘」といった意味が込められています。

ネリネという名前は、ギリシャ神話の美しい女神・ネーレーイスに由来しています。彼女たちはあまりにも美しさのゆえに父神から大切にされ、ひたすら水の底で育てられてきた美神たちです。一般的なダイヤモンドリリーよりも遥かに大きく咲く品種が改良され、特に美しさと優雅さを兼ね備えた魅力的なお花となっています。