若手格ゲープレイヤーの未来を支える「ハイタニ登竜門」とは
日本のeスポーツシーンに新たな風が吹き込まれています。株式会社REJECTが運営するプロeスポーツチーム「REJECT」と、その所属ストリーマーであり、「格ゲー五神」と称されるプレイヤー、ハイタニがタッグを組み、若手プレイヤーの育成を目指す新しいプロジェクト「ハイタニ登竜門」がスタートしました。この取り組みは、未来の格闘ゲーム界を担う若者たちを支援し、彼らが国際的な舞台で挑戦する機会を提供することを目的としています。
プロジェクトの概要
「ハイタニ登竜門」は、若手格闘ゲームプレイヤーに必要なサポートを提供する長期的なプロジェクトです。格闘ゲームシーンでは、優れた実力を持つ若手プレイヤーが多く存在しているにもかかわらず、彼らが大会に参加する機会やサポートが不足している現状があります。この問題を解決するために、ハイタニがREJECTと共に立ち上げたものです。2024年初めに、プロジェクトの第一弾として、18歳のあでりい選手と19歳のさはら選手がシンガポールで開催されるCapcom Pro Tour (CPT)に挑戦します。彼らは全額の渡航費や宿泊費を支援され、世界の舞台でのプレイを目指します。
キャプコン・プロツアー(CPT)について
キャプコン・プロツアーは、COMPANYが主催し、世界中で開催される格闘ゲームの国際大会です。年間を通して多くのイベントが実施され、出場選手には名誉と共に格闘ゲーム界での重要な位置を獲得するチャンスが与えられます。有望な若手プレイヤーにとっては、成長を促進する絶好の機会となっています。今回、あでりい選手とさはら選手が出場するイベントで上位に進むと、CAPCOM CUP 11の出場権が得られるという大きな使命があります。
選手紹介とコメント
あでりい選手(@adelie54)は18歳で、使用キャラクターはエド。彼は「ハイタニ登竜門に参加できることを嬉しく思います。支援してくださる皆さんに感謝し、全力で勝ちに行きます」と意気込みを述べています。
一方、さはら選手(@sahara7h)は19歳で豪鬼を使います。彼は「貴重な経験に招待していただき、本当にありがとうございます!海外大会出場は初めてで、全力を尽くします」と語っています。
ハイタニのコメント
ハイタニは、若手プレイヤーが注目される機会を創出し、彼らを支援することが重要だと考えています。特に、公式大会に参加するためには費用がかかり、単独での出場が難しい現実があるため、今後の若手育成に向けて様々なコンテンツを計画中です。「ハイタニ登竜門」を通じて、必ず次世代のプレイヤーたちが成長できる環境を整えたいと切に願っています。
今後の展望
「ハイタニ登竜門」はCPTシンガポールを起点に、さらなる若手プレイヤーへの支援を続ける予定です。現地からの模様や選手たちの成績は、REJECTのVlogを通じて発信し、若い世代が自らの才能を広げるためのサポートを行います。また、参加選手の成長を見守りつつ、格闘ゲームを楽しむ全ての若者に向けてのさらなる支援も計画しています。このプロジェクトが、格闘ゲームシーンに新たな発展をもたらすことを期待しています。
ハイタニとREJECTについて
REJECTは2018年に設立されたプロのeスポーツチームで、様々な人気ゲームタイトルに参画しています。日本を代表するeスポーツチームとして、国際舞台での活躍が期待されています。ハイタニは、特に「ストリートファイター6」での成功が注目されており、指導力にも定評があります。
このプロジェクトの成功が、若手プレイヤーたちの希望となり、格闘ゲーム界全体をより活性化させることに繋がることを願っています。