ハンドメイドの新しい波「ucca」の誕生
2024年、編み物が若者の間で大人気に。SNSを通じて広がったこの流行は、ハンドメイド全体を活性化させ、自己表現の道としての新たな選択肢を提供しています。そんな中、自身の作品を世に出したいと願う作家たちの声が高まっていますが、実際にはチャンスは限られています。
そこで、誠文堂新光社の「ミグラテール」とハンドメイド記録サイト「てといと」がタッグを組み、作家のために新しい手芸本「ucca」を創刊することになりました。このプロジェクトは、ただの実用書ではなく、作家が真に表現したい作品を発表する場として設計されています。
手芸本の新しい形
「ucca」創刊号のテーマは「鳥」。このテーマのもと、様々なジャンルの作品が展示され、作家の創造力が形になっています。選考された作家は、自身の作品を見開き2ページにわたって紹介され、特別なプロフィールページが提供されます。また、作品をより魅力的に見せるために、プロの編集チームが選考やページ作りを行うという新しい挑戦も行われています。この試みは、業界初の画期的なアプローチです。
プロの編集者やデザイナー、フォトグラファーが、応募者の中から選ばれた作家の作品をセレクトし、どのようにその魅力を最大限に引き出すかを追求します。その結果が、作家自身の表現力を引き出す新たな本づくりとなり、読者にも新鮮な体験を提供します。
創刊号の内容と作家の体験
2026年3月30日に正式に創刊される「ucca」には、すでにエントリー受付が開始されており、全国から200名以上の作家が応募しました。応募作品の多様さは、40を超えるジャンルにわたり、その中には刺しゅうやあみぐるみ、さらにはファイバーアートまで含まれています。
応募作品の中から選ばれた作家たちには、特別な体験が提供されます。撮影スタジオの見学や編集者との個別インタビューなど、普段では得られない貴重な機会が与えられます。これに対し、作家たちは大きな学びを実感し、自身の作品がどのように表現されるかを目の当たりにすることができるのです。これは、プロの世界とのつながりを感じる大きなチャンスとも言えます。
無料で魅力を発信
創刊号の参加料は50,000円(税込)ですが、これは作家が作品を自由に掲載できるデジタルブックを実現するためのものです。掲載される作家には、見開き2ページの作品ページとプロフィールページが提供され、さらに編集チームとのコラボレーションが行われます。このような形での出版は、商業的な枠に囚われず、自由な作品表現を可能にしています。
2号の発行も決定
「ucca」の創刊に寄せられた熱のこもったエントリーによって、このプロジェクトの価値が改めて確認され、第2号の発行もすでに決まっています。今後も多くの方々にこの新しいハンドメイドメディアを体験していただきたいと思っています。
誠文堂新光社「ミグラテール」と、ハンドメイド記録サイト「てといと」は、今後もハンドメイド界の新たな可能性を広げ、作家たちへの応援の手を延ばしていきます。皆さんもぜひ、この新しい波に乗り、ハンドメイドの世界を楽しんでみてください。