ブラザー工業、初出展のスポットクーラーをものづくりワールドで披露

ブラザー工業、ものづくりワールドで新製品を発表

ブラザー工業株式会社が、2025年7月9日から11日に幕張メッセで開催される「第37回ものづくりワールド [東京]」に出展します。この展示会は、IT、AI・DX製品、部品、装置、計測製品などを扱う企業が集まり、製造業に関わるさまざまな製品を比較検討できる貴重な機会を提供します。ブラザー工業は「工場設備・備品展」にブースを設け、自社の新しいスポットクーラーを紹介する予定です。

新製品の特長

ブラザーは、今回の展示会で「PD-7100シリーズ」と「PD-3100シリーズ」の2つのスポットクーラーを披露します。両モデルのコンセプトは「あなたにぴったりの風」で、夏の暑さを乗り越えるためのソリューションを提案します。これらの製品は、労働安全衛生規則の改正に伴い、職場での熱中症対策としても注目されています。

PD-7100シリーズ

PD-7100シリーズは、独自の冷却技術「TwinAqua」を搭載しており、周囲が暑くならないことが特長です。この技術により、冷たい風だけが提供され、快適な作業環境を実現します。また、このスポットクーラーは省エネルギー設計で、年間CO2排出量を約75%削減できるとされ、カーボンニュートラルにも貢献します。

PD-3100シリーズ

PD-3100シリーズは、特にフォークリフトやその他の産業車両への取り付けが可能なコンパクトな設計が特徴です。給水タンクを一体化することで、省スペースの搭載を実現しています。このモデルも「TwinAqua」技術を採用しており、低消費電力を実現。バッテリーを使用した場合にも、高効率な運用が可能です。加えて、全体空調と比較してエネルギー消費を大幅に削減できるという試算も出ている点が、導入のメリットとなります。