日本女子大学で開催されるファッションテックシンポジウム
東京・文京区にある日本女子大学では、2024年12月5日(木)に、目白キャンパスの新泉山館にて「被服学の未来Ⅳファッション×テクノロジー」という学術交流シンポジウムを開催します。このイベントは、日本女子大学家政学部被服学科が主体となり、ファッションとテクノロジーの交差点における未来を探る貴重な機会です。
シンポジウムの概要
本シンポジウムは14:30から17:15まで行われます。最初の部では、家政学部被服学科の教員が自身の専門知識を活かして話題を提供します。その後、立命館大学産業社会学部の藤嶋陽子准教授を迎え、「『ファッションテック』の系譜:未来のファッションを探求するためのテクノロジー」というタイトルで基調講演を行います。この業界の専門家による講演は、参加者にとって新しい視点を得る絶好のチャンスです。
基調講演の内容
藤嶋氏は、ファッションテクノロジーの進化について説明し、AIやウェアラブルデバイス、サステナブルな素材に関する最新の開発を紹介します。彼女の講演を通じて、参加者は現代のファッションがテクノロジーとどのように結びつき、どのように進化していくかを理解することができるでしょう。特にファッション業界は、これらの新技術によって様々な変革を迎えており、その未来像をともに考える機会とします。
参加方法
参加は無料で、定員は先着120名となっており、事前の申し込みが必要です。申し込みは、指定のURLから行えます(https://forms.office.com/r/pWZfpCUGqw)。締切は11月24日(日)23:59となっていますので、興味のある方はお早めに登録してください。なお、会場への入場は14:00から開始されます。
日本女子大学と被服学科について
日本女子大学は、創立120周年を迎えた日本初の組織的な女子高等教育機関であり、文理融合の教育を行なっています。被服学科では、衣服の生産や流通システム、そして衣服そのものの役割を科学的かつ文化的な視点から研究しています。学生は、幅広い科目を通じて実践的なスキルを身につけ、生活環境の変化に対応した被服の在り方を探求しています。
藤嶋陽子氏について
藤嶋陽子准教授は、東京大学大学院を卒業後、ロンドン芸術大学セントラルマーチンズでファッションデザインを学び、ファッション研究に従事しています。彼女は、ZOZO研究所でリサーチサイエンティストとしての経験を持ち、現在は明治大学と立命館大学で講師を務めています。多彩な経験を基に、ファッションテクノロジーに関する深い知識を持っています。
このシンポジウムを通じて、参加者がファッションとテクノロジーの関連性や、その未来について一緒に考える機会を期待しています。興味があれば、ぜひお申し込みください。素晴らしい知識とインスピレーションを得るチャンスです。