倉庫業務の効率化を進める「HAKO-FLO®」の導入事例
導入の背景
東京エレクトロンデバイス株式会社(TED)が開発した倉庫業務向けDXソリューション「HAKO-FLO®」が、郵船ロジスティクスの米国法人Yusen Logistics (Americas) Inc.に採用され、シカゴ倉庫においてその効果を発揮しています。最近の物流業界では、Eコマースの急成長や労働力不足が影響し、倉庫業務の効率化が求められています。特に、シカゴ倉庫では輸出出荷業務の正確性とスピードを両立させることが重要な課題になっています。
この状況に対応するため、YLAは「HAKO-FLO®」を導入し、誤出荷のリスクを減らすとともに、デジタル化を進め、倉庫管理業務の効率を向上させています。
導入効果
2023年7月の導入以来、新たな業務フローの確立により、ヒューマンエラーを最小限に抑えることができました。具体的には、RFID技術を活用し、非接触での自動認識システムを導入したことで、これまで人の目に頼っていた確認作業を大幅にスピードアップしました。さらに、モバイル端末での写真記録機能により、担当者は簡単に情報を共有でき、オペレーションの迅速化が実現しました。
- - RFID Query:RFIDスキャンにより、貨物の照合確認を迅速かつ正確に行うことで、誤出荷を防ぐ。
- - EZ-report:タブレット端末を用いて、貨物損傷や荷姿異常を簡単に報告できるツールの導入により、情報の標準化と迅速な共有が実現。
- - EZ-Snap Air:スマートフォンで手軽に写真を撮影できる補助ツールで、現場作業の中断を最小限に。
これらの機能の導入によって、現場と管理部門との情報共有がリアルタイムで行えるようになり、業務の効率性が向上しました。
Yusen Logisticsの評価
Yusen Logistics (Americas) Inc.の品質保証ディレクターである柴田陽介氏は、「RFIDや写真記録の活用により、ミスや漏れのリスクが大きく下がった」とコメントしています。情報共有の効率化により、管理部門と現場間の連携も強化され、迅速な顧客対応が可能となりました。また、拠点間での報告のタイミングが整うことで、判断力も向上しています。
今後の展望
TEDでは、今回の成功をもとに「HAKO-FLO®」のさらなるサービス開発を進めると同時に、RFID技術を他の用途にも展開していく方針です。今後も、現場を重視したDX推進の一環として、物流倉庫業界の革新に寄与することを目指しています。引き続き、業務改善へのアプローチを強化していきます。
企業情報
- - 東京エレクトロン デバイス株式会社:半導体やIT関連の技术商社として、最先端技術の社会実装を推進。
- - TOKYO ELECTRON DEVICE AMERICA, INC.:シリコンバレーを拠点に、IoTソリューションや半導体ディストリビューションを提供。
公式ウェブサイトやお問い合わせフォームなど、詳細はそれぞれのサイトを確認してください。