国産CNAPP『Cloudbase』、Azure App Serviceの情報可視化機能を強化
Cloudbase株式会社は、国産のCNAPPである「Cloudbase」において、新たにAzure App ServiceのOSおよびランタイム情報を可視化する機能を追加しました。これにより、アプリケーションの実行環境をより詳細に把握でき、運用上の負担を軽減します。
1. 開発の背景
近年、クラウド環境の拡大に伴い、アプリケーションの基盤が多様化しています。これにより、OSやランタイム間の違いがセキュリティリスクを増加させ、運用の負荷を高めているため、これらの管理が重要視されています。特に、脆弱性管理やソフトウェア構成管理(SBOM)の重要性が増す中、アプリケーションが動作する環境を正確に知ることが不可欠です。
しかしながら、Azure App Serviceのようなマネージドサービスでは、個々のアプリケーションごとにOSやランタイムが管理されているため、全体像の把握が難しく、顧客からは「実行環境を一元的に可視化したい」との要望が寄せられていました。このようなニーズに応えるため、新機能を開発しました。
2. アップデートの内容
今回追加された機能では、以下の情報を取得・可視化できるようになりました。
- - OS情報(Linux / Windows)
- - ランタイム情報(Node.jsなど)
これにより、各アプリケーションの実行環境をより深く理解でき、環境間の差異の確認やポリシー遵守状況の判定が容易に行えるようになります。
3. 期待される効果
新機能の導入により、次のような効果が期待できます。
- - アプリケーションの実行環境を可視化することで資産把握の精度が向上
- - 環境ごとの差異の早期発見(例えば、予期せぬランタイムの利用など)
- - セキュリティポリシーや規定の構成への準拠状況確認の効率化
4. サポート対象外の注意点
現在、WindowsベースのAzure Web AppについてはOS情報の取得が可能ですが、ランタイム情報は取得できず、表示は「Windows / -」となります。この点に関してはご注意ください。
5. Cloudbase株式会社について
Cloudbase株式会社は、エンジニアのバックグラウンドを持つ岩佐が2019年に設立したスタートアップ企業です。この会社は、AWS、Microsoft Azure、Google Cloud、Oracle Cloudなどのマルチクラウド環境でのリスクを一元的に管理できるセキュリティプラットフォーム「Cloudbase」を提供しています。クラウド環境だけでなく、オンプレミスのインフラ資産全体を可視化し、継続的なセキュリティリスク管理を支援しています。
会社概要
- - 社名:Cloudbase株式会社
- - 代表取締役CEO:岩佐晃也
- - 事業内容:クラウドセキュリティプラットフォーム「Cloudbase」の開発
- - 本社所在地:東京都港区三田3-2-8 THE PORTAL MITA 2F
- - 設立:2019年11月
- - 企業HP:Cloudbase公式サイト