ＳＯＭＰＯひまわり生命保険が本社を霞が関に移転、賢く働く新オフィスとは

ＳＯＭＰＯひまわり生命保険、本社移転のお知らせ

ＳＯＭＰＯひまわり生命保険株式会社が、2024年8月1日より本社を東京都千代田区の損保ジャパン霞が関ビルに移転することを発表しました。この移転は、変化する働き方に対応した新たなオフィスの姿を実現するための一環として位置付けられています。

移転の背景と目的

近年、リモートワークとオフィス勤務を組み合わせたハイブリッドワークが一般化しています。それに伴い、オフィスの空間を最適化する必要性が高まっています。ＳＯＭＰＯひまわり生命保険では、オフィスに出社する意義を「リアルなコミュニケーションを増やし、新たな価値を創出すること」と位置づけ、共創を重視した職場環境の強化を目指しました。このような働き方によって、社員同士の協力関係と信頼性が高まると考えています。

さらに、災害発生時の事業継続計画（BCP）を強化するため、耐震性に優れた構造を持つ新しいオフィスを選定したことも重要な要素です。

新オフィスの特徴

BCP態勢の強化

新オフィスには、免震構造が実装されており、地震などの災害時でも業務が継続できるよう、非常用電源が設置されています。この電源は、最大7日間の発電供給が可能で、重要業務に関与する部署が全フロアに配置されています。

共創が促進されるオフィススペース

新たなオフィスには、オープンミーティングのためのスペースが３フロアにわたり設置され、チーム間のコミュニケーションを促進する動線設計がなされています。また、業務に応じた柔軟な働き方を実現するための多様なスペースやリモート会議用の環境を整備しており、効果的に業務を進めることが可能です。

カーボンニュートラルへの取り組み

新オフィスでは、エネルギー効率を重視した省エネ設備を導入しています。例えば、空調は細かなゾーンごとに制御されており、照明は人感センサーにより自動でオンオフが行われます。また、再生可能エネルギーを利用することによりCO2の削減にも貢献しています。さらに、オフィスの面積を40％削減することで、エネルギー消費を低減しつつ、ハイブリッドワークを推進しています。これまでの業務も維持できる状態を確保しています。