新たなスポーツビジネス
2021-10-01 12:00:08

北海道出身の東大生が立ち上げた新たなスポーツビジネス「スポーツネーション」が成長の第一歩を踏み出す

北海道発の新たなスポーツビジネスに注目



スポーツ業界は常に進化を求められており、特に最近ではコロナによる影響が深刻でした。その中で、新たなビジネスモデルを構築しようとしているのが、北海道発の新鋭ベンチャー「スポーツネーション」です。この企業は、東京大学の学生たちによって設立され、「応援する力を経済に還元しよう」というミッションを掲げています。そして最近、シードラウンドで9000万円の資金を調達したというニュースが飛び込んできました。

資金調達の背景



「スポーツネーション」の代表は、札幌市の男子プロバレーボールチーム「サフィルヴァ北海道」の経営も行いながら、スポーツチームの新しいビジネスモデルを模索してきました。コロナ禍では、スポンサーモデルの脆弱性が明らかになり、興行中止など業界全体が大きな打撃を受けました。この状況下で、スポーツチームを全国的に支援したいとの思いから、同社はプロダクト開発チームと営業人材の強化を決意し、資金調達を行うに至りました。

資金の使い道



調達した9000万円は、以下の3つの主要な目的に投資されます。
1. スポーツチーム支援のための現地人材の採用
2. サブスクスポンサーへの提供サービス強化のためのシステム開発
3. 幹部人材の採用

特に幹部人材に関しては、専門性が高いだけでなく、現場スタッフの気持ちに寄り添える人材を重視するとしています。このアプローチにより、経営の戦略や方針を大胆に革新しようとしています。

投資会社からのコメント



投資家たちからも、スポーツネーションに対する期待感が寄せられています。例えば、株式会社bankerの代表、宝田翔氏は「新しいビジネスモデルを立ち上げるシナジー効果が得られると感じている」と語ります。また、株式会社ケースファンドの国本昂大氏は「スポーツネーションの核心は『応援』だ。この精神を持つ会社に投資できることに感謝」とコメントしています。

未来への展望



スポーツネーションは、地域経済とスポーツの相互活性化を目指しており、全国各地での具体的な実現を視野に入れています。同社は、地域に根ざしたサブスクプラットフォームの開発や、メディアとの連携による地域情報の発信等にも力を入れています。これにより、スポーツチームと地域経済をダイレクトに結びつける新たなビジネスモデルを構築しようとしています。

最後に



スポーツネーションの今後の展開は、スポーツ業界の厳しい現実に立ち向かいながら、地域社会を支える重要な存在となることでしょう。この新しい試みが、どのように発展していくのか、引き続き注目していきたいと思います。

会社情報

会社名
株式会社スポーツネーション
住所
東京都豊島区南大塚2-22-15South新大塚ビル12F
電話番号
03-6373-9850

トピックス(経済)

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