PHONE APPLI、AIを活用した新たな取り組み
株式会社PHONE APPLIが、2025年10月27日から社内で新たな実証実験を開始する。このプロジェクトでは、社員のスキルをAIを通じて可視化し、1on1の対話を基にしたキャリア形成を支援することが目的となっている。PHONE APPLIは、すべての企業をウェルビーイング企業に変えることを目指し、データに基づく人的資本経営の実現を目指している。この取り組みは、企業にとって新たな形の人的資本投資として注目されている。
取り組みの背景と目的
近年、企業は「人」に投資する重要性が増しており、人的資本の情報開示が制度化されてきている。しかし、経営においては「社員のスキルをどう可視化し、どのように活用するか」が大きな課題となっていた。従来の手法では個々の自己申告に基づき、個人差が生じやすく、信頼性を持たせるには限界があった。この問題を解決するため、PHONE APPLIではAI技術を導入し、社員のスキルを客観的に抽出して可視化することを目指している。
AIによるスキルの可視化
本実証実験には、従業員244名が参加予定である。AI技術を活用し、社員同士の日常的なコミュニケーションからスキルを抽出する方法を採用する。具体的には、以下の3つの方法でスキルを可視化する。
1.
対話分析AI: AIとのインタラクティブな対話を通じて、社員の行動や思考を引き出し、職務に関連するスキルを抽出する。これにより、自身が発揮している強みを自己理解する助けとなる。
2.
感謝のメッセージ分析: 「PHONE APPLI THANKS」で交わされた感謝のメッセージをAIが解析し、他者からの評価を基にしたスキルを明らかにする。このプロセスで、自分では認識していない強みの発見が期待できる。
3.
業務ログの分析: Microsoft Teams®のログを活用し、日常のやり取りからスキルを可視化する。日々の業務の中で、自身が意識しているか否かにかかわらず、発揮しているスキルが分析され、反映される。
スキル情報の利活用
可視化されたスキルは、マネージャーとの1on1対話に活用され、社員それぞれのキャリア構築をサポートする。この1on1では、社員が保有するスキルに基づき、今後の成長戦略を共に考える時間を設ける予定だ。これにより、社員のモチベーション向上や、キャリアビジョンの明確化を図ることができる。
今後の展望
本実証実験の結果をもとに、PHONE APPLIでは人的資本経営の更なる進化を推進していく考えだ。具体的には、以下の人事課題の解決を目指す。
- - 新入社員のオンボーディング支援
- - 採用のミスマッチ・アンマッチの解消
- - キャリア自律・社内流動性の確保
- - 個別最適な研修・育成プランの開発
- - 社内メンター制度・コミュニティ支援
このように、AIを駆使したスキル可視化の取り組みは、企業のサステナブルな成長を支援するだけでなく、社員一人ひとりの成長にも寄与するだろう。
PHONE APPLIのサービスについて
PHONE APPLIは、「PHONE APPLI PEOPLE」など、社内のコミュニケーションを円滑に進めるための様々なクラウドサービスを提供している。このプラットフォームを利用することで、企業は効率的に人的資本を活用し、さらなる発展が期待される。具体的なサービス内容や今後の展望については、公式サイトを参照いただきたい。