腸の健康を守る新たな取り組み、株式会社ニコリオの研究スタート

株式会社ニコリオが腸管のアンチエイジングに関する研究を開始

企業理念と背景

株式会社ニコリオは、「カラダの新しい喜びを発明する」という企業理念のもと、腸の健康に注目した研究を進めています。最近では、腸内フローラの調整や腸の機能に関する研究が進展しており、加齢に伴う腸のバリア機能の低下が免疫力の低下や生活習慣病の発症に関連していることが明らかになっています。これらの研究結果は、特に中高年層において、健康的な生活を送るための重要な要素となることが期待されています。

新しい研究の目標

最近、ニコリオは新たに腸管のアンチエイジングに関する研究を開始しました。このプロジェクトは、東京大学医学部附属病院の五十嵐正樹講師と連携し、ニコリオが独自に開発したフローラエイド乳酸菌®が腸管幹細胞の分化にどのように影響を与えるかを調査するものです。

腸管幹細胞について

腸管幹細胞は、腸の奥深くに存在し、腸の新しい細胞を生成する重要な役割を果たしています。これらの細胞は、約3日から4日のサイクルでターンオーバーを行い、新陳代謝を維持しています。このターンオーバーが正常に機能しないと、腸のバリア機能が低下し、様々な健康問題を引き起こす可能性があります。特に、年齢を重ねるごとに、腸の機能も衰えるため、腸管幹細胞の研究はますます重要になってきています。

研究の意義

本研究は、高齢者における免疫機能の改善や、生活習慣病の予防、さらには認知機能の維持に寄与することが期待されています。腸内環境を整えることで、若々しさを保ち、健康的な生活を実現する可能性があるのです。ニコリオは、この研究を通じて、腸環境の重要性を再認識し、多くの人々にその実践を広めることを目指しています。