東京都が「GX普及啓発シンポジウム2023」を開催
東京都産業労働局は、2023年10月5日(木)に中小企業を対象とした脱炭素化啓発のためのシンポジウム「第1回 GX普及啓発シンポジウム2023」を六本木の泉ガーデンギャラリーとオンラインで開催します。このシンポジウムは、2050年のカーボンニュートラル実現に向け、2030年までに温室効果ガスの50%削減を目指す「カーボンハーフ」施策の一環として行われ、特に中小企業の取り組みが重要です。
中小企業は都内のCO₂排出量の約60%を占めており、その脱炭素化は東京都の目標達成において欠かせない要素となっています。当日は、国内外からGX(Green Transformation)の先進事例や具体的な進捗状況が紹介され、中小企業がGXに参加するためのヒントが得られる内容になっています。
シンポジウムの内容
当日のプログラムは以下の通りです。
- - 13:30 - 14:00:参加者受付
- - 14:00 - 14:10:開会・挨拶
- - 14:10 - 14:40:基調講演
- 演者:江田 健二氏(RAUL株式会社代表取締役)
- 内容:GXの基本を学ぶた めの講演
- - 14:40 - 14:50:休憩
- - 14:50 - 16:00:パネルディスカッション
- 演者:ピーターD.ピーダーセン氏(NPO法人NELIS代表理事)
- 演者:稲見広之氏(アデコ株式会社 部長)
- テーマ:経済におけるレジリエンスとGX
- - 16:00 - 17:00:専門家との個別相談会
このシンポジウムの参加は無料であり、事前の申し込みが必要です。参加申し込みは、
こちらのページからできます。
GXが目指す未来
GXは、環境問題と経済成長を両立させるための活動です。化石燃料からの脱却を目指し、太陽光や風力などの再生可能エネルギーの利用を促進することでCO₂の排出を抑え、環境問題解決と経済成長の好循環を生み出すことを目指しています。
中小企業の悩みとGXの重要性
最新の調査によると中小企業の約8割がGXに本格的に取り組んでいないというデータがあります。GXを早期に検討し、自社の競争力やブランド価値を高めることは、環境保護や社会に貢献できるだけでなく、持続的な成長を実現するための一歩となるでしょう。
企業の持続可能性とGX
企業がGXに取り組むことで得られるメリットは、コスト削減や生産性向上など多岐にわたります。また、社会全体のGXへの取り組みは、地球温暖化や気候変動の緩和など、持続可能な未来を形作る重要な要素でもあります。参加することで、企業と社会双方にとってのウィンウィンな関係を築く土台になることでしょう。
お問い合わせ先
シンポジウムへの参加や内容に関するお問い合わせは、以下の方法で受け付けています。