子育て応援の意識調査
2023-03-15 11:00:02
子育て応援の意識調査が明らかにした社会の温かさとギャップ
最近の調査により、多くの子育て中のパパママが外出時に子どもの行動を原因に周囲に申し訳なく感じていることが明らかになりました。調査結果は、親たちの心の内面を浮き彫りにしています。具体的には、ママの約8割、パパの半数以上が、公共の場での子どもの泣き声やぐずりなどが原因で「周りに申し訳ない」と感じています。さらに、助けが必要な状況でも「助けを求めづらい」との声が24%のママ・パパから上がり、自分たちだけで解決しようとしている現実が浮かび上がりました。
この調査では、全国の子育て層と非子育て層を対象に行われ、その結果、興味深い意識の違いが見えてきました。非子育て層では、約7割が子どもの行動を「迷惑だとは思わない」と回答し、「受け入れたい」という姿勢を持っています。そして、迷惑を感じない理由の多くは「子どもはそういうものだから」というもので、84.1%の人々がこの意見を持っていました。このことから、実際には多くの人々が、子育て中の意見に共感を抱いていることがわかります。
また、3人に1人は困っているママやパパを助けたいと思っていることがわかり、これを「子育てサポーター」と形容しました。ただ、その一方で「助けたいけれど勇気が出せない」という新たな傾向も見られました。約40%の人たちが、そうした思いを抱えていることから、実際に助けることができない理由が明らかになりました。
調査に参加したママ・パパは、他者のポジティブな声掛けが心強いと感じている様子も伺えました。「お母さん・お父さん頑張ってるね」といった言葉や、実際に手を差し伸べてくれる人がいることが、育児中で不安を抱える親たちにとって大きな支えになっているようです。
社会全体からの支援を求める傾向も強まり、非子育て層に対して「子育てをする人々に対して十分な支援を感じますか?」という質問に対し、69%が「さらなるサポートが必要」との意見を示しました。特に、「身近な人や周囲のサポート」を求める声が55.1%を占めており、これは地域での子育て支援の重要性を示しています。
さらに、2月26日から放送された新しいTV CM『今こそみんなで子育て応援』では、周囲のサポートによって笑顔が増える姿が描かれており、大変な子育てを少しでも楽にする手助けが求められています。アーティストの曽我部恵一が書き下ろした曲「晴れ時々、ぼくら」は、育児の日々の中で感じる小さな喜びを音楽にのせています。
この調査結果と新CMを通じて、子育てに対する認識が広がり、周囲の人々が積極的にサポートし合う社会が形成されることを願いたいものです。少しの勇気で支え合うことで、子育てがより豊かで平穏なものになるはずです。
会社情報
- 会社名
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株式会社西松屋チェーン
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- 兵庫県姫路市飾東町庄266-1
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