対面での本人確認を簡素化する新アプリ登場の背景と展望
株式会社Liquidが、対面に特化した本人確認アプリ「対面KYC専用アプリ」の開発を発表しました。本アプリは、2026年12月に提供開始予定で、事業者はインストールと設定のみで導入が可能です。これにより、2027年4月施行予定の法改正への対応が円滑になります。
新法律施行の背景
2024年6月、政府は対面確認の際にマイナンバーカードのICチップを活用することを義務化する方針を示しました。この法改正により、従来の目視確認に加えて、ICチップの読み取りと情報の照合が求められます。この変更は、銀行、証券、信販、物流業界など、幅広い分野の事業者に影響を及ぼすものです。
アプリの特長
この新たな「対面KYC専用アプリ」は、開発者側のシステム構築が不要で、店頭端末にアプリをインストールするだけで即座に利用できる点が大きな魅力です。マイナンバーカードはもちろん、運転免許証や在留カードなどの様々な本人確認書類にも対応し、幅広いニーズに応えます。
機能の詳細
1.
簡単導入:アプリのインストールと認証キーの設定のみで使用開始。
2.
多様な書類対応:マイナンバーカード、運転免許証、在留カード等、複数の書類が利用可能。
3.
照合番号自動入力:券面撮影によって必要な情報を自動で入力。
4.
確認記録の管理:管理画面「LIQUID eKYC Manager」で情報を管理し、CSV出力も可能。
5.
セキュリティ対策:読み取った情報は端末内に保存されず、リスクを低減。
業界への影響
このアプリが535つの業種において広く活用されることで、業者の改正対応が効率的に行えるようになります。より多くの店舗で短期間のうちにシステムの導入が可能となるため、競争力の向上にも寄与することでしょう。
今後の展望
Liquidは、パスポートのICチップ読み取り対応をはじめ、さらなる機能拡張を計画しています。これにより店頭での本人確認プロセスが一層円滑化されるでしょう。
Liquidとその業績
Liquidは、オンラインでの本人確認サービス「LIQUID eKYC」を提供し、7年連続でeKYC市場シェアNo.1を獲得しています。これまでも1.5億件以上の本人確認を行っており、700社以上に導入されています。生体認証技術を活用したこのサービスは、不正対策としても評価され、多様な場面での本人確認ニーズに応えています。
この新アプリの登場により、対面での本人確認がよりスマートに、そして安心して行える時代が近づいているといえるでしょう。