第12回BOVA(Brain Online Video Award)縦型動画部門グランプリ受賞作品
2023年5月30日、月刊『ブレーン』が主催するオンライン動画コンテスト「BOVA」が第12回目を迎えました。この回では、新設された〈縦型動画部門〉で、資生堂が提出した作品「Numbers」が見事に初代グランプリを受賞しました。この動画の背景には、ただの広告を超えたクリエイティブな物語が広がっています。
「Numbers」のストーリー
「Numbers」は、主人公がコンビニでバーコード決済を試みるシーンから始まります。そこで彼が目にするのは、周囲の人々の頭上に浮かぶ謎の数字たち。主人公がSNSを通じて調査を進めると、同様の現象が他にも存在していることが判明します。この動画はホラー要素を取り入れつつも、資生堂のアネッサの商品特性を際立たせる作品として仕上げられています。
審査員の評価
今回の審査員は、グランプリにふさわしいと絶賛しました。例えば、ある審査員は「制作過程において、縦型動画の新しい可能性を感じた」とコメント。さらに、作品のストーリーは視聴者を引き込む要素に富んでおり、クオリティの高さが際立っています。審査員のコメントには「構成、演出の非の打ち所がない」という意見もありました。このように、「Numbers」は、視聴者の心に残る力強いメッセージを伝えています。
応募総数と受賞者リスト
今年の〈縦型動画部門〉には、合計673点(そのうち学生部門からは463点)の応募がありました。受賞作品に関しては、グランプリの他に、ゴールド、シルバー、学生部門賞、審査員個人賞といった各賞が用意されています。詳細な受賞者名やコメントは、2025年7月号の月刊『ブレーン』に掲載されています。
BOVAについて
BOVAは、映像制作業界の発展および未来の動画クリエイターの育成を目指して、2013年から開催されています。動画制作の新たな潮流を発見し、その創造性を育むために設立されたこのコンテストは、2023年にも新たな動画文化を印象づけました。
まとめ
「Numbers」の受賞は、資生堂のマーケティング戦略だけでなく、クリエイティブ作品としても高く評価されました。今後の動画マーケティングの手法として、さらなる進化に期待が寄せられています。BOVAの今後の展開にも目が離せません。詳細な情報はBOVAの公式サイトでご覧いただけます。