ポールトゥウィン、新しいカスタマーサクセス支援サービスを発表
ポールトゥウィン株式会社が、SaaS企業向けに新しいカスタマーサクセス支援サービス「Success Drive」の提供を開始しました。このサービスは、カスタマーサクセス業務における人手不足やメンバーの採用・育成といった課題に対処するために設計されています。
カスタマーサクセスの重要性と現状
最近の調査によると、国内のSaaS企業の86%がカスタマーサクセス活動を行っている一方で、リソース不足や教育コストの増加などが深刻な課題として挙げられています。特に、2025年に向けてSaaS市場が1兆円を超える見込みであるため、カスタマーサクセスの重要性が一層増しています。しかし、現実には多くの企業が顧客のオンボーディングや活用支援に必要なリソースを持っていない状況です。
「Success Drive」の特徴
「Success Drive」は、カスタマーサクセスの運用を人手に依存せずに行える体制を構築するためのサービスです。このサービスは、ツールの導入と運用ノウハウ、さらにデータを活用するハイブリッド型支援によって、カスタマーサクセスの工数削減と年間経常収益(ARR)の最大化を同時に実現します。特に、顧客の利用状況を可視化する技術を取り入れることで、チャーン防止やリテンション向上を目指します。
導入実績と効果
ポールトゥウィンはすでに、SaaS型の来店予約システムを提供している企業に対してこのサービスを導入した実績があります。その結果、ハイタッチ中心のオンボーディングをテックタッチに転換し、オンボーディングの工数を75%も削減しました。さらに、設定完了率を25%向上させるという明確な成果も上げています。この成功をもとに、今後は他のSaaS企業での導入も進める予定です。
今後の展望
ポールトゥウィンは、「Success Drive」を通じてカスタマーサポート業務との連携を進め、顧客獲得や問い合わせの抑制を強化し、より付加価値の高い支援を提供していく考えです。2027年までに10社への導入を目指し、SaaS企業の成長を支援していく意欲を示しています。
まとめ
ポールトゥウィンは、ITサービスの先駆けとして多角的に事業を展開していますが、「Success Drive」を通じてカスタマーサクセス領域においても新たな可能性を開いています。サービスの詳細に関しては、公式ウェブサイトから資料がダウンロード可能です。ポールトゥウィンの最新情報は、公式X(旧Twitter)やnoteでも配信されています。これからの展開に注目しましょう。