日本ヒュームとLiberawareが資本業務提携、ドローン技術でインフラ点検を革新
日本ヒュームとLiberawareの提携
2023年10月、日本ヒューム株式会社は、産業用ドローンの専門会社である株式会社Liberawareと資本業務提携を結ぶことを発表しました。この提携の目的は、主に下水道管路の点検及び診断にデジタル技術を活用することです。
提携の背景
日本の社会インフラは、特に高度経済成長期に多くの部分が整備されたため、今その老朽化が深刻な問題となっています。特に下水道管路に関しては、老朽化が進行し、国土交通省もデジタル技術の活用によるインフラ点検の高度化を進めています。その中で日本ヒュームは、これまで培ってきたプレキャストコンクリート製品の製造技術に加え、下水道管路の診断技術を強化する必要性を感じ、Liberawareとの提携に至りました。
下水道点検の新たな手法
提携により、両社はドローンを活用した新しい調査手法の開発を行います。具体的には、ドローンによって得られるデータを通じて管路の劣化状況を定量的に把握し、より高精度な維持管理が可能になると期待されています。特に、日本ヒュームの材料や構造に関する知識を生かし、ドローン技術との組み合わせで、より安全で安心な社会インフラの維持管理が実現するでしょう。
Liberawareの概要
株式会社Liberawareは2016年に設立され、ドローンによる調査、点検、測量サービスを中心に展開しています。自社開発のドローンの販売や、デジタルツイン技術の提供なども行っており、その技術力は日々進化しています。千葉県千葉市に本社を持ち、資本金は860百万円、2025年7月期の売上高は1,407百万円に達しています。
今後の展望
日本ヒュームは今後、提携を通じて、下水道管路の点検・診断のさらなる高度化を実現し、将来的には新たな調査技術や、劣化に応じた修復技術の開発も視野に入れています。また、メーカーとしての技術的知見とデジタル技術を融合させることで、社会インフラの持続可能な維持管理に貢献していく方針です。
最後に
インフラの老朽化問題は我々の生活に直結する重要なテーマです。この提携がもたらす新たな技術と知見は、今後のインフラ維持管理において大きな役割を果たすことでしょう。日本ヒュームとLiberawareの取り組みに、今後も注目が集まります。
会社情報
- 会社名
-
日本ヒューム株式会社
- 住所
- 港区新橋5-33-11
- 電話番号
-
03-3433-4111